毎日歩くたびに
少しずつ少しずつ、高度が上がって行きます
3000m→4000m(富士山より上です)5000mと
そして血中の酸素濃度は逆に少しずつ下がってきます
90台→80台→70台 (69以下になると高山病の危険領域です)
その結果(?)脈拍は徐々に上がってきます
歩きはゆっくりゆっくりになり、
意識して酸素をたくさん取り込むために腹式呼吸をします
鼻から大きく吸い込んで、口笛を吹くように吐き出しながら呼吸しました
これが、役に立ったかどうかわかりませんが

↑ この絵を描いた、チュクンは約4500mの高さです
氷河のモレーンを登ると、左側の山カン・レヤムウ(6340m)のヒマラヤ襞の美しい
氷と雪の壁を見ることが出来ます
右手には特徴のある山頂をもつアマダブラム(6814m)も聳えています
(この絵には描かれていません)
左手にはローツェの美しい三角形(左端の黒い山)も見られます
この後のロッジまでの帰り道では曇ってきたと思っていたら
雪がぱらつき始め、風も冷たくなり、冷えきった体で戻ってきました。
↑ チュクンに着くと正面に、アイランドピーク(6189m)
左にP38右にチョップルを見ることが出来ます
またヌプチェやローチェが高く聳え、サガルマータ(エベレスト)を
隠しています。

↑ 翌日はいよいよトレッキングのハイライト最深部に向かうため、
チュクラパスを超え、クウーンブ氷河沿いに歩きました。
途中で振返ったディンボチェ方面に見える山々です
右を見ても左を見ても6000m以上の山がつながり圧倒的な迫力で
迫ってきます
※余りの大迫力に紙の小ささも手伝って、ついつい見開きでスケッチして
しまいます、左右の画面で質感が異なりますが、そんなことを言っては
いられません
※寒いので、指先が冷たくなるため、満足するまで(何度も消したり描いたり)
描くことは最初から諦めましょう(一回の線でOKとしましょう)
20枚程度のスケッチをしましたが、今回はこの程度にして
次の機会にまたお見せできればと思います
(番外)
最後に
ルクラから始まったトレッキングの最後の夜はお世話になった
皆さんと一緒にお別れのパーティが行われました。
地酒を飲み、唄って踊って楽しいひと時でした
その時に唄った歌がこれです
(ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね)
「レッサム・ピリリ」
(1) レッサム ピリリ レッサム ピリリ
ウデラザウンキ ダンダマバンジャン レッサム ピリリ
レッサム ピリリ レッサム ピリリ
ウデラザウンキ ダンダマバンジャン レッサム ピリリ
(絹をひらひらさせて 絹をひらひらさせて
飛びながら行こうか 丘の上に止まろうか
絹をひらひらさせて)
こんな楽しいトレッキングの機会を与えていただいた
皆様に感謝です
「ナマステ」
「ナマステ」
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