遍路

2009年9月 3日 (木)

はんこで遍路⑮

第15回(最後のはんこで遍路です)

長いことお付き合いいただきありがとうございました 

「はんこで遍路」の最終回です

  

 <結願&満願>  最終章

目標をたてそれを続けていれば

誰かが導いてくれます

いまさらながらそんなことを 

あらためて感じた旅でした

<みちしるべ>

120c  道しるべに導かれて、多くの人の親切を受け、優しさを感じ

 ることができ、怪我も病気もなく 108霊場を歩き通すことが

 出来ました。

あらためて、出会った全ての人に感謝します

不思議なことに気恥ずかしいと思っていた「ありがとう」「感謝」・・・等の

言葉が大きな声で出せるようになっていました

へんろの道しるべも港の入口にある小さな灯台も、きっと同じだと

思って見てしまいます、雨の日も、風の日も、暑い日ざしの日にも

山の中で迷いそうな日も、長い道を歩く日にも、迷わずに歩けたのは

「へんろの道しるべ」のおかげです

歩き遍路の先輩たちに感謝します

ありがとうございます

 

<続ける>

121c

遠くに寺の屋根が見えてきました 

 札所のすぐ側まで来たのです

 でも、ここからが大変なのです

 修行をしているのですから歩きの遍路は

 簡単に近づくことは出来ません

 山をひと回りする、あるいは一旦沢まで下ってしまう

 上ったり下ったりの道が待っていたり 

 ジグザグの道が続いているのが普通です

そして、最後の修行とばかりに、長い石段が待っています

だからこそ、札所に着いたときの達成感が

あるのだとおもいますが、どうでしょうか

歩くことを続けることさえできれば、誰でも出来るのが歩き遍路です

疲れていても足が痛くても荷物が重くても、次の札所まで歩きましょう

そこまで歩いて一休みすると、再び次のお寺まで歩こうと思うものです

これは不思議な経験です、歩きを経験した人ならわかってくれると思います

 

 122c<目標>

←後から、おまけに白い百合の花を付け加えて

彫ってみました、イメージはんこです

山道を登る、何度も何度も休み

何度も右に左に折れ曲がる道を歩き

丁石を数え、道しるべに助けられ

蚯蚓を踏みそうになり、蛇に驚かされ、蜘蛛の巣を払い

石につまづき、ぬかるみにすべりながら歩く道なのですが 

あの花の咲いているところで休もう、とりあえずあの花まで歩こうと

歩くときの目標にしていたのが山の遍路道に咲く花でした

遠い目標と手を伸ばせば届きそうな目標が必要なのかなと

思ったりします 

私の目標は「・・・・・・」ですといえる人であればよいのですが

 

 

<一人じゃない>  

123c 歩き遍路の大半は一人で遍路しています

それでも、二人連れ三人連れの姿を

よく見かけます、この二人連れは

宿で一緒だったのでしょうか

札所で一緒になったのでしょうか

歩いているときに出会ったのでしょうか

何かの縁でこうして二人で歩いているのでしょう

話しかけたり話しかけられたりします

         お接待されたものを分け合ったりすることもあります

一日中話し相手のいない道を歩くこともあるので

なんとなく二人で歩くのは楽しいのかもしれません

「同行二人」

一人で歩いていても一人じゃない

 

<感謝すること>  

124c355

 長い間、お付き合いいただきまして

 ありがとうございました、おかげさまで

 ずっと元気で体を痛めることもなく健康で楽しく

 お遍路することが出来ました

 いまは普通の生活に戻り、普通の人に戻りました

これから普通に生きていきます

遍路中にお世話になった数え切れないほどの皆様に

あらためて感謝いたします

ありがとうございました

 合掌

 

40日目:79高照院→80国分寺→81白峯寺→82根香寺

    →別格19香西寺→83一宮寺               39km

41日目:84屋島寺→85八栗寺→86志度寺→87長尾寺  33Km

42日目:88大窪寺                          30km

43日目:別格20大瀧寺                       26km

                                累計  ≒1330km

size  約1.75倍に拡大

 

取りとめのない言葉の羅列に過ぎない「文」と素人の「遊び印」による

遍路の旅のまとめでした。

はんこでも文章でもうまく表すことができなかったこともありますが

これで、一連のブログによる遍路はこれで終わらせて頂きます

「はんこ遍路の小冊子」と「俳句もどきのことば遊び集」も

出来ました

 

ありがとうございました 

 

日々の詳細は カテゴリー 「旅のおまけ」をクリックしてください

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2009年9月 2日 (水)

メモ書き⑤

これが旅のメモの最後です

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民宿久百々(土佐市清水市久百々)の二階から外を見ると

どんよりとした朝の空にだるそうな朝日が昇っていました

テトラポッドの黒い影の向こう側の波静かな海を照らし

曇り空をとおして少しずつ輝き始めてきました。

そんな中を歩き始めると、となりの民宿いさりびに泊ったらしい

二人連れの遍路が前を歩いています、今日はこのお遍路さんと

一緒に歩きそうな気がなんとなくしました、そしてそのとおり

三原村の竹内商店の木蔭で長いこと話をすることになりました

朝はあんなにぼんやりとした空だったのに、この日はとても暑い

日になりました。(この日も延光寺に早く着き、すぐ側の民宿で

風呂上りのビールを楽しんでいました) 

 

日付は随分さかのぼりますが

 001_5                                    

 

 

 

 

 

 

 

朝日が昇るのを見たくて泊った、国民宿舎土佐の部屋からの風景です

眼の下は露天風呂ですが風呂の中は残念ながら見えません

この絵の左側には、M徳高校の国際科の校舎があります 

海はいいですねぇ、この日は真っ暗になるまで海を見ていました

少しは気分転換できたでしょうか

昼寝の時間はいっぱいあったのですが

休むのに忙しくて、見ている風景を絵にする時間は

ありませんでした

日数の割りに少ないのですが

風が気持ちよかったのでまあいいとしましょう

  

そんなこんながあって

作ったはんこを絵はがき風に纏めてみました 

メモで残した絵もハガキ仕立てとしました 090826 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

遍路のはんこを拡大版で15枚の絵はがきになりました

メモ書きで紹介したスケッチが12枚の絵はがきになりました 

印刷すると急に立派に見えるのは何故でしょう

カメラを持って行ってないので、写真で旅を思い出すことは

出来ませんがそれで充分な気がしています

これだけ作ると一仕事終えたような気にもなります 

 

 「はんこで遍路」も明日で最終回となりました

 よくここまで続いたものです

 遍路よりもきつかった気がします

 

 

 

 

 

日々の行動記録は カテゴリー 「旅のおまけ」をごらん下さい

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2009年9月 1日 (火)

はんこで遍路⑭

第14回

 <御本尊>

 113c

 私流の「遊び印」でもよく彫っている  

 千手観音さんも札所の御本尊の中では多いほうです

 石に彫られた千手観音さんにもなんどかお会いすることが

 出来ました、何故だか知り合いのようでおかしなものです

 石の仏さんたちは、顔も手も体も雨や風に磨かれて まあるくなられて

 どんな立派な仏師が彫ったものより、いい感じの仏さんになっています

114c  大日如来さんもよくお見かけしました

 印相についてはよく解らないのですが

 いろんな指の組み方を見ているだけでも面白いものです

 長い間同じ場所にじっと座り続けている仏さんと

 それを信仰の対象として長い間、拝み続けている人々との関係には

興味深いものがあります、かすかな光の中に座しているお姿は 116c  

 美しいものがあります

 かすかな風に揺らぐ、やわらかな蝋燭のわずかな光の中で

 青黒く光る仏さんにも何度かお会いすることが出来ました 

 117c          ご本尊の大半は天井から下げられた飾りの向う側の

 かすかな闇の中で遍路たちの来るのを待っています 

 その待ってくださるご本尊のお姿を眼を凝らして心で感じるのも

 また、良いのではと思ったりします

118c ただ通過してしまうだけの旅遍路の気楽さから

 お参りをした後で、失礼にも、横から覗いたり

 下から仰ぎ見たりして鑑賞させていただいたりもしました

大変申し訳ないことですが、お遍路に名を借りた観光そのものです 

119c  お目にかかれないご本尊があるなかで

 必ず お会いすることができるは、弘法大師空海さんです

 その殆どがちいさな像なのです

どんな仏像でも空海像でも、見つめれば微笑みかけてくれそうな

優しいお姿をしています、それが寺の宝物であっても

誰が作ったかもわからない石仏であってもそうです

 

 

37日目:66雲辺寺→別格16萩原寺→67大興寺→68神恵院

    →69観音寺→70本山寺                  30km

38日目:71弥谷寺→72甲山寺→73曼荼羅寺→74出釈迦寺

    →75善通寺→別格17神野寺               41km

39日目:76金倉寺→77道隆寺→別格18海岸寺→78郷照寺 26km

                              累計    1197km

                              残り     140km

 

 ゴールはすぐそこに見えてきました

 (残りは10箇所+別格2箇所の12箇所)

 歩き遍路の多くは、伊予路に入る頃には足は強くなり

 讃岐路を歩く頃には、疲れが吹っ飛び、元気になっています

 あと3泊で、今回の遍路が終わります

 ますます元気になりました、このままもうひと回りでも出来そうな

 そんな気さえしてくるのもこんな頃です

 

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 次回は 3日です

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2009年8月30日 (日)

はんこで遍路⑬

第13回

 <会うこと>

 107c  

 色んな出会いの中に遍路はいます 

 初めに見知らぬ人の親切に出会い、感激します

 いろいろなお接待に感謝します

108c  中には、お大師さんと出会い

 二人連れで山の遍路道を歩いたと

 感じたお遍路さんもいたことでしょう

 「南無大師遍照金剛・・・・・・・」

109c  札所札所のご本尊に会うことが楽しみでした

 大半は扉に閉ざされて、直接お会いすることが

 出来ませんでしたが、遠い暗闇の中のご本尊と

 お会いすることが出来ることもあります

110c  不動明王さん、千手観音さん、お地蔵さん

 大日如来さん、薬師如来さん 納め札を箱に納め

 正面から少し外れたところで、お話をさせて

 貰います 

111c  長いことお願い事をしている地元の

 熱心な方にお会いしてお話を聞くこともあります

 親切にもお寺を案内して頂く事もありました 

 へんろの仲間にも多く会いました、すれ違うだけのお遍路さん

112c  何度も何度も出会ったお遍路さん

 同じ宿で長いこと話をしたお遍路さん

 いろんな宿の女将さんともお会いしました

 こうして、無事に遍路を終えることが出来たのも

 いろんな出会いに支えられていたのかもしれないと

 今頃になって思っています

 

34日目:別格12延命寺                40Km

35日目:65三角寺→別格⑬仙龍寺別格⑭椿堂29Km

36日目:別格⑮箸蔵寺                 34Km

                       累計    1100Km

                    残り        240Km

 

そろそろ旅の終わりか、あと一週間で結願・満願の予定です

言葉遊びの二百余首もついでに一冊にまとめました

添削も捨てるも出来ず纏まらぬままですが、日々雑記ですから

これでいいでしょうと、慰めております

 

size  18×18mm

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2009年8月28日 (金)

はんこで遍路⑫

第12回

<出会うこと>

087c  優しそうな石の仏さんに出会ったりすると

 じっと見つめてしまいます

 長い年月の間に、顔や衣の襞は丸くなり

お顔までニコニコしているように見えてしまいます 

100c 101c 102c

お地蔵さんは

どこでもお見受けする

仏さんです

野原で会えば、軽く会釈してお顔を眺めます、村の石工が作った

と思われる、彫りの綺麗でない、お地蔵さんが特に好きです

みんな、真新しい涎掛けをしてもらいニコニコ顔で迎えてくれます

103c お地蔵さんだけでなく、石の仏さんも

 畑の片隅や大きな木の下、小川の岸辺に

 並んで立っています

そんな石仏さんにも、会釈をして通り過ぎるのが

104c 私のお遍路の約束事です

←これは丁石も兼ねているものです

 次の札所までの距離を教えてくれます

10丁ですから、約1100m歩けば、次の札所が

 待っています、もう少し頑張りましょう

105c

106c

 ニコニコ笑顔の野仏さんに

お会いすると、こちらまでも疲れを

忘れてニコニコ顔になってしまいます

小さな祠に納められた仏様もあります

地元の人に大事にされている様子がよくわかります

みんな新鮮な花が供えられ、綺麗に掃除されています 

089c

山門の両側には身の丈の何倍もありそうな

大きな草鞋がぶら下がっています、山門の

暗がりの中には仁王様がこちらを睨みつけています

 (↓原寸大)

089c  

  

090c

こんな小さなお堂の札所もあります

私はぐるっと見渡せるくらいのこじんまりとしたお寺が好きです

どんなお寺に行っても、お参りを済ませた後は

088c

なんとなくいい気分になります

そしてまた、へんろ道を歩き始めます

休んでいってくださいといっているような石仏の側で

座って休むこともあります、休んだり歩いたりまた休んだりしながら

お遍路は進んでいきます 

  

31日目:54延命寺→55南光坊          37Km

32日目:56泰山寺→57栄福寺→58仙遊寺→59国分寺

     →別格⑩興隆寺別格⑪生木地蔵   41Km

33日目:60横峰寺→61香園寺→62宝寿寺→63吉祥寺

                →64前神寺      30Km

                 累計         997Km

                 残り         340Km

 

size  15×15mm  18×18mm

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2009年8月26日 (水)

はんこで遍路⑪

 第11回

 <団体遍路>  093c  

 バスやタクシーによる団体のお遍路さんと

 よく一緒になります、←このような網代笠姿の

 先達さんに連れられて(納経の作法やら

お寺の案内をしたりする、遍路の達人です)

朱塗りの錫杖を持ち、網代笠を被って、真っ白な衣装に身を包み

先頭を歩いてきます 

094c  その後から、だいたいおしゃべりをしながら

 付いてくるのが、団体のお遍路さんです

 同じような格好をした年齢のバラバラな人たちが

 先達さんの指示に従って、手水で清め、灯明を立て、線香を供え

 をしているのを見るのは、ある面ほほえましくもあります

 真っ白な帽子に、白衣を着て

095c  白い頭陀袋を斜め掛けして

 白い脚絆を巻いて、金剛杖をついて

 マイクロバス等から下りてくる

 わりと高齢の方もよく見かけました

 096c  

 腰の曲がったお爺ちゃんとお婆ちゃんが

 仲良く助け合いながら石段を上っていきます

 ゆっくりゆっくり、本堂まで歩いてゆくのを

見ているのは、なんとなく心暖かく微笑ましいものです 

097c

 そして、このように

 長いこと願い事をしています

 いい光景だとは思いませんか

何度も何度も八十八箇所を巡っているのだと思います

きっとお大師さんも一緒に廻っているに違いありません 

 

097c (原寸大)

 

28日目:44大宝寺→45岩屋寺            34Km

29日目:46浄瑠璃寺→47八坂寺→別格9文殊院 31Km

30日目:48西林寺→49浄土寺→50繁多寺→51石手寺

     →52太山寺→53円明寺           35Km

                       累計     889Km

                     残り       450Km

2/3を歩きました

もうひと頑張りです

慌てずにゆっくりと歩きましょう

 

size   15×15mm

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2009年8月25日 (火)

メモ書き④

遍路は随分進みましたが

ちょっと安芸市のおとなり芸西村まで戻ります

琴が浜の野外劇場からの風景です

001_2  

  

  

  

  

  

  

海水健康プールがすぐ横にあり

何人かがゆったりと泳いでいました

黒い砂利の海岸です、黒砂青松といったところでしょうか

この方向は、今日の宿のある住吉港の方向です

板張りの上に座って靴を脱いで靴下を脱いで

ゆっくり休んでいた場所です

お竜さん姉妹の像があるすぐ側です

お昼を食べ、自販機で買ったお茶を飲みトイレに行き

お昼寝を楽しむ、おへんろにものんびりとした時間が

あってもいいでしょう

今日がそんな日です

(結構沢山あったかな)

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2009年8月24日 (月)

はんこで遍路⑩

 第10回

 <同行二人>  076c  

 歩いている人の何人かと話をします

 本当はすれ違うお遍路さん、同じ方向に進むお遍路さん

 みんなに話しかけたいのですが、なかなか上手くいきません

 話といっても、何を話すということではなく、お天気のことだったり

 宿のことだったり、何をお接待されたとか、あの温泉はよかったとか

 どこから来たのかとか、何日目ですかとか

 実にたわいのない話ばかりです

 何故か別格霊場では野宿へんろさんによく会いました

 行く先が一緒だったり、宿が一緒だったりすると、一緒に並んで

077c  歩きながら話をしたりします

 決して、個人的なことの話はしません

 いや、してはならないでしょう

 ましてや、何故遍路してるだとかは聞いてはならないと思っています

078c 079c 080c

 気が会えば、そのまま

 一緒に歩けばよいし

 そうでなければ

別々に歩き始めればよいのです

歩くペースを無理にあわせる必要はありません 

081c 082c 083c

 時には三人になったり

 一緒に休んでお弁当を

 食べたり、不足しているものを

融通しあったりすることもあります

気が合い仲良くなって、携帯番号やアドレスを交換することもあります

私にもそんな仲間が今回も出来ました

年賀状や暑中見舞いを交換したりする程度ですが

同じ苦労をしたという絆がどこかにあるように思います 

084c

 それでも、いつまでも一緒に歩いていけるわけでは

 ありません、区切り打ちの人もいれば、寄り道したい人も

 別格に行く人もあり、歩きたい道も様々です

 

084c又の再会を誓って、手を振りお別れをします

笠にもこう書いてあります

(原寸大)

「同行二人」

弘法大師と二人連れの意味なのですが

お遍路の友と二人連れでもあります

家族との二人連れでもあるのでしょう

 085c

 何組かのご夫婦でのお遍路にも会いました

 みなさんとても仲よさそうでした

 

 

25日目: 歩くだけ       21Km

26日目:別格⑦出石寺    34Km

27日目:別格⑧十夜ケ橋    24Km

          累計     789Km

       残り 約      550Km

 

size  15×15mm

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2009年8月22日 (土)

はんこで遍路⑨

第九回目 

<宿での楽しみ> 

 070c 

 暑い陽射しを浴びながら、歩いて

 ようやく着いた民宿の前です 

 「こんにちは~・・・・・こんにちは~・・・・・」

  「予約した ○○です、ちょっと早いですが、いいですか」

  「はぁ~い、どうぞ、  お疲れ様です、暑かったでしょう」

  「はい 暑かったですねぇ」

  「早く上がってください、お風呂はすぐ沸かしますから」

      (いつも一番風呂に感謝です)

   ・・・・

  冷たい麦茶を飲みながら、お風呂の沸くのを待ちます

  宿に着いての最初の一杯は・・

  これはたまりません

 071c          

 早めに沸かしてもらった お風呂に入って

 汗を流し、足や肩を揉み解し疲れをとり

 明日の歩きに備えます

    

072c  汗で濡れた衣類は毎日洗濯します

 靴下・下着・シャツ・白衣・タオル・パンツ

 上から下まで全部洗います

 殆どが全自動洗濯機なので楽なもんです

 時には2槽式に出会うこともあります 

 雨の時には、乾燥機を使ったり、部屋に干したりです

 利用料金を取る宿もあれば、無料の宿もあります

 ご家庭の洗濯機を使わせていただいたことも、洗濯をご接待いただいたことも

 ホテルの自家用洗濯機を使わせていただいたこともあります

 雨の降った日には乾かなくて、部屋に洗濯物を干して寝ることもあります 

073c202  洗濯が終われば、一日の遍路のけじめの

 ビールを一杯頂きます

 冷たいビールが喉を潤すとき、今日一日の

 遍路の無事を感謝します

 いつも早く宿に着いて(14~15時)いたので 

 夕食にはまだまだ時間があります、そんな時には

 心地よい風が入ってくる窓から外を見ていたり

 町の中に散歩に出かることもあります 

 夕食は食堂でみんなで食べます、今日の遍路での出来事や

 明日の遍路の話で盛り上がります 

 

 夕食後は部屋に戻り、明日の道を確認したり、テレビで天気予報を

 確認したりしてすごし、早めに寝ます

 何が宿の楽しみかって?      風呂上りの一杯のビール!

 不謹慎な遍路の楽しみでした

 

22日目:40観自在寺                25Km

23日目:別格⑥龍光院               39Km

24日目:41龍光寺→42仏木寺→43明石寺  25Km

                     累計     711Km

                   残り 約     630Km

 

 

「この塔にもあたたかな雨降る」

「今日も歩くだけの遍路する」

「海に浮かぶ島を越えてきた」

「空海さんも歩いたかこの道を」

 

 

size   15×15mm

 

 

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2009年8月20日 (木)

はんこで遍路⑧

第八回

<休憩> 

 休憩も遍路の日常に大切なものです

 疲れを取り、水を飲み、食事をし、のんびりとし大切な時間です

059c  コンビニで買ったおにぎりを食べたり

 お茶を飲んだりするのもこんな時です

 梅・おかか・鮭・高菜・たらこ等々色んなおにぎりを

 食べました、運動をしているので、どれを食べても美味しくいただけます

遍路にとって(私にとって)コンビニは大事なものです

買物をしたり、トイレを借りたり、休憩場所に使わせていただいたり

060c  時にはこうして、砂浜に横になって休憩し

 海を眺めていることもありました

 松に吹く風はとても気持ちよく、ついつい昼寝を

 してしまいそうになったことも何度もありました 061c 

 こうして、木の幹や、防波堤に寄りかかって

 休むこともあります、足を投げ出したり

 寝転がって足先を上げたりして疲れを取ります

062c  タオルで頭のてっぺんから噴出すような汗を

 拭き、顔を拭き、手を拭き、シャツを脱いで

 体を拭いたりします、タオルは絞ると音がするほど

 搾り出せます 

063c  へんろ道の所々に「遍路休憩所」が

 準備されています、陽射しの強い日や、雨の日には

 ここでゆっくり休んで、水分補給をしたり

 食事をしたりして休憩します 

064c  このように、海岸の木陰で海風を頬に

 受けながら、海をながめてゆっくり休むことも

 あります、やはり自然の中での休憩が

 一番休まります 

065c  例えば、こんな草原の上で、思い切り手足を伸ばして

 休むのは最高の贅沢です、この日は陽射しが強いようで

 笠を被っていますが、笠を取って、頭にも風をあてて

 草原にごろんとなりましょう 

068c  長時間休むと決めたときには、こうして、靴を脱ぎ

 靴下も脱いで、裸足になり、草を踏んでみたりします

 むれむれの足もこれですっきり、靴下も風の当たる

 ところで乾かしましょう 

069c  歩いて休んで歩いて休む

 この繰り返しがいつの間にか

 八十八の札所を巡り、別格二十霊場を巡ることに

なりました、きっと今日もこのようにして休んでいる人が

へんろ道のあちこちで見ることが出来るでしょう

最後まで歩いて結願することを祈っています

size  15×15mm

 

19日目:  歩くだけ             36Km

20日目:38金剛福寺            37Km

21日目:39延光寺             33Km

                  累計    622Km

              残り 約      720Km 

066c 067c_2    

 

size  12×24mm 

 

「蚯蚓干からびて乾いた道」

「陽盛りの句碑に濃き影ある」

「句碑を見つめ立っている一人」

「歩ける喜びの中を歩きつづける」

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2009年8月18日 (火)

はんこで遍路⑦

第七回

  

  

045c  峠の下に、次の札所の屋根瓦が鈍く光っています

 汗をかいて登ってきた苦労が半分報われるときです

 これから山道を下り、あの寺に向います

もう少しで着きます、ひとガンバリしましょう

046c  赤い涎掛けのお地蔵さんが並んでいます

 みんな合掌して、遍路の無事を祈ってくれています

 お地蔵さんに会ったら挨拶をしましょう

 片手を軽く挙げて会釈をすればよいのですから簡単でしょう

047c  そうこうしている内に、もうお寺に着きました

 この石段を上れば、あの塔のあるところが

 札所です、疲れていますが、もうすこし

 歩きましょう、あの石段の上まで

 

051c 遍路の途中で、お接待を受けることがあります

 決してことわりません(私の場合は)  

 その人もお接待をすることで一緒に遍路することが出来るのです

 断らずに、ありがたく頂きましょう

 桃・文旦・枇杷・飴・お菓子・ジュース・冷たいお茶・現金 色んなものを接待されます

 みんな大事に使わせて頂きます

050c  時には、言葉のお接待もあります

 「ごくろうさまです」「おつかれさまです」

 子供たちとも挨拶を交わします 「おはよう!」

「おはよう!」元気に朝の挨拶をします 

 056cそろそろ、今日の宿を決めなければ、昨日予約できなかったのです

 携帯電話を取り出して、今日の宿に電話をします.

 「歩き遍路です、一人ですが、今日泊れるでしょうか?」

 「大丈夫ですよ、お名前と携帯番号をお願いします」

「○○△△です、電話は×××・・・・・・、□□時頃着きます」

「気をつけて、ゆっくり無理しないで来てください」等と話をして

今日の寝る場所を確保します 

 

16日目:→別格⑥大善寺               30Km

17日目:→37岩本寺                 32Km

18日目:   歩くだけ                 30Km

                      累計     516Km

                   残り約       820Km

 

 

「山道に蛇が死んでいる」

「とかげ飛び出した炎天の道」

「鈴の音させ老遍路過ぎる」

「手水の水ぬるく木陰はない」

「川風冷たく木影に座る」

「地蔵並ぶ赤き涎掛け並ぶ」

「地蔵に雨蛙が一匹雨降る」 

 

 

size  15×15mm

 

日々の様子は カテゴリー 「旅のおまけ」をクリックしてください

少しずつ入れています

 

 

 

 

 

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2009年8月17日 (月)

メモ書き③

はんこの合い間の息抜きにメモ書きを載せてみました

 

001  

 

 

 

 

 

  

 

岩本寺を出て、初めて海をみるのが、土佐佐賀です

ここは「ホエールウオッチング」の基地でもあります

この町を抜けた先の岬にあるのが「佐賀公園」です

海岸に沿って広がる雄大な公園です

大きく二つに分かれていますが

太平洋の広い海を見るのに最高の場所です

子供の遊び場もあり、土佐くろしお鉄道の駅もあり

毎日でも行きたくなる公園です

そうそう、土佐佐賀のスーパーで買った、お弁当をこの公園の

よく海の見える場所(どこでも見えますが)で食べました

その時に描いたのがこれです

もっと荒々しい岩肌だったのですが、筆ペン一本では

現しきれませんでした

あと2枚だけ次の機会に紹介します

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2009年8月16日 (日)

はんこで遍路⑥

第六回

 

色んな天気の日を歩いていかなければなりません 

037c

 (雨の日は歩かずにのんびりと過ごすのもありですが)

 なるべくなら、よい天気の日に歩きたいものです

 黒い雲が低くたれ、今にも雨が降りそうな

そんな日にはついつい急ぎ足になってしまいます

038c

 雨が降ってきました

 雨支度を軒下を借りて整えたり、大きな木下で

 バス停で遍路休憩所でやったこともあります

 準備万端整のい、歩き始めると、雨もまた楽しです 040c

  真っ暗なトンネル通らなければならない場合もあります

 歩道のないトンネルや灯りのついていないトンネルもあります

 びくびくしながら足元に注意して出口の明かりが見えたときは

 041cほっと!するものです、今では笑い話にもなりますが、嫌なものです

 橋の上を歩くときは、このように、金剛杖を手に持って

 歩き、決して杖をついてはいけません

 地蔵寺の大銀杏や

044c

 大山寺の大銀杏の緑がまだ若緑だった頃に

 一番札所から歩き始めたのですが

 気がつくと、川沿いの紫陽花も

満開となり、行く先々で目を楽しませてくれました

043c

 紫陽花の道のウォークに参加したり

 遍路仲間と一緒に歩いたのも紫陽花の花の咲く

 川沿いの道でした、遍路道の花は

お遍路たちを慰めてくれます

042c

 そんな花たちも、遍路の終わることには

 夏の花、夾竹桃がピンクや白い花を咲かせて

 道を飾ってくれました

 

13日目:28大日寺→29国分寺→30善楽寺→31竹林寺  34Km

14日目:32禅師峰寺→33雪蹊寺→34種間寺         30Km

15日目:35清滝寺→36青龍寺                  18Km

                               累計   425Km

                          残り約       900Km

 

 

 

「空青く砂浜で寝ころぶ夏」

「雨しぶき長い峠にけむる」

「洗濯物を干し一緒に寝る」

「まぶしく光る鯨の海つづく」

「炎天に干からびそうな蝸牛」

 

 

size 15×15mm

 

 

 

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2009年8月14日 (金)

はんこで遍路⑤

第五回

歩き始めは、慣れなかった宿の予約も、だんだん慣れてきたころには 

029c_2  山道を何度も経験し、歩き方も

 慣れて、自分のペースで歩けるように

 なってきます、坂道では下を向くことなく

 前を上を見つめて歩いて行きます、あの角まで、あの石までと

 目標を作って歩けば、いつの間にか辛い坂道も終わってしまいます 

030c_2  久百々の民宿を出るときには、ぼんやりとした

 太陽が昇り、静かな海面に穏やかな光を投げて

 きらきら輝き始めるそんな時でした

 海岸にはテトラポッドが黒い影になっていました

031c  ちょうど田圃の稲がどんどん伸びているときだったので

 始めは水が見えて弱々しかった稲も緑も濃くなり

 束も太く育ち、風が吹くたびに風の道を教えてくれるように 

 なって、畦道を歩くのが楽しくなっていました

032c  野の仏が多く奉られており

 それらにご挨拶をするのがいつの間にか私の日課に

 なっていました

 海には小さな島が多く浮かんで、白い波が寄せて

033c  海の色は美しく、疲れた目を休ませてくれます

 海の向うは、亜米利加大陸です

 その遠い海を越えてやってきた波が

 今、あの島に打ち寄せているなんて、途方もない思いを

したりするのも、海がきれいなせいに違いありません

034c  どこまでもどこまでもどこまでも

 つづく道に思えることもあります

 こんな時、途中で立ち止まり、遍路の意味を

 考えたりすることもあります

035c こんもりと繁った木々の向うに塔が見えます

あの塔は目的の札所に違いありません

急に疲れた体に力が湧いてきます

こんな塔やへんろ標識に力づけられて、なんとなくなんとなく

歩き続けてしまいました

 

 

十日目:24最御崎寺→25津照寺   22km ○田旅館ここ宿に泊まりたくて

十一日目:26金剛頂寺→27神峰寺  36km 民宿

十二日目:  ただあるいて             27km  阪神の兄貴の来る魚の旨い民宿泊まり

                                       累計  343km

               残りは   1000km

 

日々の行動詳細は カテゴリー「旅のおまけ」をクリックして下さい

    途中まで入れてます 

 

「振り返る岬は青く越えてきた道」

「何話すでもなく遍路二人連れ」

「波音も太平洋を越え来たか」

 

size 15×15mm

我現在小冊子原稿作成進行中月末完成目標也

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2009年8月12日 (水)

はんこで遍路④

 第4回 

 目の前の山を越えて行けと、へんろの道しるべが示しています 

020  山道に入る前に、一息入れて

 汗を拭いて、水を一口飲んで

 歩き出します、一歩一歩ゆっくりと歩いて

 あの山を越えよう 

021  山道に入ると、へんろ道のところどころに

 「へんろ道」  「頑張れもう少し」 だとか

 「南無大師遍照金剛」  とか書かれた

          遍路の大先輩たちが後に続く遍路達に残した 

019  札が木の枝にぶら下がっています

 この札を見ると、「道は間違っていなかった」

 「もう少し頑張ろう」と思い力が湧いてきます

時々、しばらく遍路が通らなかったのか、くもが巣を張っている

023  事がありました、こんな時、杖で払いながら

 歩いたものです。  時には鎖場のあり

 急な坂道を登っていかなければいけない道も

あります    鎖を握り、杖で支えて、上っていきます、

022  急な坂道でした

 殆どの札所には、長い石段が用意されています

 見上げるとあれで終わりかと思わせて

そこまで上がっていくと、また石段が出てくることが多くあります

修行修行とつぶやいて、上りきったときの気持ちよさを

味わうために上っているのかもしれません

  

「あの山を越えてきて緑濃く」

「ドクダミの花白く波音を聞いている」

「朝の日やわらかに山肌に射す」

「へんろ道荒れて白い花ある」

「白い花咲くへんろ道に雨ふる」

   こうして、昨日も今日も明日も歩き続けます

 

七日目:22平等寺→23薬王寺    日和佐泊   33Km

八日目:別格④鯖大師          宍喰泊    34Km

九日目:                   佐喜浜先泊 27Km

                        累計    258Km

                        残り 約 1100Km

 

 

size  15×15mm  

 

 

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2009年8月10日 (月)

はんこで遍路③

第三回

遍路は色んな道を歩いて行きます 

011

ある時は山の道を歩き山の若緑に染まり

山にすがすがしさに包まれます

山道は苦しいけれど、峠についた時の景色や

爽快感は忘れることが出来ないでしょう

         大きな川小さな川をいくつも渡って行きます

012

小さな川の小さな橋を渡れば鮎がきらりとひかり

澄んだ川の水にすいこまれてしまいそうになります

吉野川・仁淀川・そして四万十川の流れを

渡りきれば「修行の地 土佐」も半ばです 

013

野の道を歩くときは風を感じて歩きます

草が風で流れ風の行く先を教えてくれます

雲の流れる先が、今日の私の行く先だったことも

         ありました、花の咲く道を歩くこともあります 

014小川の両岸には季節の花が咲き

赤・青・紫の花が遍路道を教えてくれます  

紫陽花が道を教えてくれるだけではありません

015

ところどころにある、まあるくなってひっそりと

立っているへんろ石は長い間遍路達の

心強い味方だったに違いありません

         その大きな指で行く先を教えてくれます

016 雨の日も歩くために、みんな色んな工夫をしています

私は、ザックの中は個別にコンビニ袋に包み

笠はビニールで覆い、体はポンチョで身を包み

          スパッツで足元を固め歩きました

018

竹林を歩けば筍が顔を出し

竹の葉が道一面に敷き詰められ

空は光を受けた薄緑、緑、そして重なり合った葉っぱの

濃い緑が美しく目を楽しませてくれます

         竹林を吹き抜ける風にさわさわゆれる葉は気持ちよく

         じっと見ていたい。そんな気持ちにさせます         

017

丈夫な紐に取り替えていても

風の強い日は、こうして笠をおさえて

歩きます、笠が飛ばないように飛ばされないように

こうして、昨日も今日もそして明日も遍路たちは

四国の道を一歩一歩歩いています

  

四日目:別格②童学寺→13大日寺→14常楽寺→15国分寺→

     →16観音寺→17井戸寺             32Km

五日目:18恩山寺→19立江寺→別格③慈眼寺    39Km

六日目:20鶴林寺→21太龍寺              21Km

                           累計 約164Km

                           残り 1200Km

「たけのこ伸びて竹のひかりある」

「登れど登れど杉林の雨」

「雨上がりの道シャガの花咲く」

 

 

size 15×15mm

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2009年8月 8日 (土)

はんこで遍路②

第二回

いよいよ遍路に出ます

前日の夕方に一番札所前の宿に着き

そのまま遍路用品店に行き、必要なものを買い揃えました

①白衣 ②輪袈裟 ③金剛杖 ④菅笠 ⑤納経帳・・・・・ (約1万円)

宿では見知らぬ人と

明日からの遍路の不安を話しながらお酒を飲んで盛り上がります

「ちゃんと歩けるだろうか?」

「宿はどこまでとったのですか?」

「雨の日の用意は?」

「荷物はどれだけ・・・・・」等々の声が聞こえ

宿の女将さんが、上手く答えてくれ、不安をなくしてくれます

楽しいひとときはあっという間に過ぎ

それぞれの部屋に戻り、遍路の最後の準備をします

忘れ物はないかと荷物を部屋中に広げて確認したり

笠の紐を丈夫なものに取り替えたり

納め札に名前を書いたりして

少し興奮したまま早く布団にはいります。

翌朝は食事もそこそこに

新しい白衣を着て輪袈裟をつけ

ザックを背負い笠を被り金剛杖を持って

一番札所霊山寺に向います、宿から真っ直ぐ歩くと信号機の向うに

山門が見えてきます、006 山門に着くと、一礼してから境内に入ります

手水で手と口を清め、鐘を突き、本堂に向います

本堂では、合掌一礼、灯明、線香を立て

お賽銭を納め、納め札を箱に入れ、お経を唱えます

010

2年前の作法をちゃんと覚えているようです

そういえば、檀家の人が掃除をしていたな 

水が打たれ、境内が綺麗になって 

庭の花が水にぬれ咲いていました 

007

納め札の箱にはいっぱいに入っています 

般若心経を唱えるときは、邪魔にならないように 

端によって立ちます 

         終わると、ザックを肩に忘れそうになる杖を持って 

008

大師堂に向かい同じことをします

本堂と大師堂でのお参りが済んだ後に

「四国霊場八十八箇所奉納経帳」を 

          ザックから取り出し納経所に行きます

009 納経帳に朱印とお寺の御本尊やらお寺の名前などを

(?)書いて頂きます

確かに納経しましたよという証明書です

私はよくここで次の札所への道を確認していました 

それから、時には昼食を食べたり、水を飲んだり 

お寺の建物を見て廻ったり、お庭を拝見したりしたあと

忘れ物をしないように注意して、次の札所に向います

山門を出るときも一礼することを忘れずに

これが今回の1~3日目までの歩き日程です

 

一日目:01霊山寺→02極楽寺→03金泉寺→04大日寺

→05地蔵寺→別格①大山寺→06安楽寺→07十楽寺(宿坊で泊り)約28Km

二日目:08熊谷寺→09法輪寺→10切幡寺→11藤井寺 (民宿泊)約21Km

三日目:<<最初の遍路ころがし>>  12焼山寺→     (旅館泊)約24Km

最初のうちは無理をしないで、歩く距離も短くして、まず歩くことに

なれることにしています。

  

「炎天を歩いて大公孫樹の影は濃く」

「木影涼しく犬も昼寝するか」

「乾いた坂道は暑く続いている」

「川風に吹かれ足は水に」

「つつじしゃが遍路の山は花盛り」

「蛇蚯蚓百足も行くか遍路道」

「どこからか鈴の音する杉木立」

「轢かれた蛇は乾いて横たわる」

   

  こんなことを言いながら遍路してました

size 15×15mm

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2009年8月 3日 (月)

はんこで遍路①

取り込んだところから少しずつ

はんこでの遍路に出発したいと思います

第一回は、遍路に出る前に大事な相棒たちを紹介します

 001001

 遍路の大事な相棒の靴です(7/27紹介)

 1340キロ程でしたが、二本の足で

 歩くのですから、足を守ってくれる

靴は大事な相棒です、こいつのおかげで、足を故障する

こともなく、元気に歩くことが出来ました

002

金剛杖は歩く力を増してくれます

坂道では支えにもなります

鈴の音も励ましになります

杖は八十八箇所を廻ると約5cm程

擦り減ってしまいます

こいつも大事な相棒のひとつです

菅笠は日除けにも雨除けにもなります

遍路の象徴のようなものです

紐は必ず取り替えましょう、強い風に吹き飛ばされますよ

 003 

 ザックがなければ、何一つ持ち運び出来ません

 荷物の量を制限して、必要最小限のものしか

持ち運びしません、余分なものを持てば重たくなり

疲れることになり楽しく気持ちよく歩くことが出来ません

宿を出るときは軽いのですがお昼過ぎると肩にくい込み

重さが肩に腰にきいてきます

左右のポケットには、スポーツドリンクと地図が入っています。

このほか、「白衣」と「輪袈裟」も必需品です

帰ってきて記念切手をひとつ

00588 (88円遍路切手)

作りました、使用は出来ませんが

前回も作りましたので、

二度目の非公式切手です

 

遍路に出たいと思っているあなたに

 

歩く前には、歩く練習をしなければ1200Km以上を歩けません

10~15Km以上を負荷をかけて歩く練習をしていれば大丈夫です

10Km歩ければ 20Km/日は歩けます ←(阿波の国は一日これくらい)

20Km/日を何日か歩いていれば、30km位はいつの間にか

歩けるようになってきます

大丈夫  遍路に出るために まず10Km歩くことから始めましょう 

次回にはもっと沢山取り込んでいるはずですから

少しだけ 首を長くしてお待ち下さい

では次回からは、歩き始めます

 

 

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2009年8月 1日 (土)

彩色まで

彩色までなんとか終わりました

あれから数が増えて124個になりました

124顆のはんこの大半は15mm角なので

彩色には少しだけ神経を使います、色がはみ出ようが

色むらがあろうが構わないのですが、一応気をつけながら

彩色してみました。

↓ はんこは 自然石  長方形  15×15mm  18×18mmで

作られています

090726  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

↑ このように新聞紙の上に並べて乾かしています

  とりあえず、最後まで彫り上げたものには

  全部に色をつけました、かなり手を抜いたものもあれば

  細かく彩色したものもあります

  彫っている途中で石が硬くて彫れなかったものや

  割れてしまったものもいくつかありました

  さて、これから

  あとで取り出すときに、わかりやすいように並び替えて

  それらしい名前をつけて、パソコンに取り込んでいきます

  少しだけ(出たとこ勝負の)説明の言葉をつけて

  少しづつアップの予定です((予定・予定でなかなか進みませんが)

090726_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拡大してみる人もいるだろうと

↑ 一部を切り取って少しだけ拡大してみましたので、

これを拡大して見てください

ここまで来れば、もう少しなんですが、パソコンに取り込むのが

また一仕事です、考えるだけで、億劫になりますし

数が多いので飽きてしまいはしないかと心配です

彫って・捺して・色を付けてまでは面白い作業ですね

取り込みは忍耐力のいる作業なので苦手です

色も塗り終ったので 

4日から、高野山奥の院に向かって出発です

 

一部でもその前にアップできればよいのですが

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2009年7月30日 (木)

メモ書き②

001 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

右上の山の上に白く描いたものがわかるでしょうか

それが国民宿舎土佐です

この下に、横綱朝青龍でも有名な 36番札所「青龍寺」があります

このお寺の階段を使って、鍛錬していたそうですが

結構疲れる石段があります

このスケッチは、35番清瀧寺から36番青龍寺に向かう途中の遍路道

塚地峠からの風景をスケッチしたものです

坂道を登り続けて始めて海が見えた場所です

この峠でゆっくり一休みした後、海に向かって下って行きました

体調や時間や明日のことを考えると、あと20キロほどは歩いても

良かったのですが、どうしても、山の上の国民宿舎から

朝日を見たかったので、昼前に青龍寺のお参りは済んだのですが

海岸の休憩所でのんびりと海を眺めた後

今日の宿に向かいました

でも、残念ながら、翌朝の天気は悪く、朝日は見ることは出来ませんでした

001  

 

 

 

 

 

  

 

琴が浜を過ぎると 

安芸市のお隣の町の香南市(旧夜須町)の住吉港に着きます

浜辺には珊瑚の欠片や綺麗な貝が沢山打上げられています

港の船は漁に出ていて、小舟が繋留されているだけでした

岸壁では、魚を釣っている人が3人だけ

この日泊った民宿には、阪神の兄貴がよく魚料理を食べに

来るところ所でした 

夜になると港の赤い灯台に灯りが点きます

気持ちのよい海、心地よい風、夕焼け、旨い魚

何日かのんびり滞在しても良いかなと思える場所です 

 

あと、何枚かメモみたいなスケッチがありますので

そのうち紹介したいと思います

はんこの彩色後登場までの時間つぶしでした

 

 

しばらくは、はんこへの彩色に集中します(できるかなぁ)

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2009年7月28日 (火)

押印は終わった

一応、押印は全部終わりました

結局、彫った「はんこ」の数は  124個になりました

ので、押印した紙の枚数は  124 × 3 = 372枚になりました

090722 

 

 

 

 

 

 

 

 

左の赤のグループは朱泥(美麗)で押印したものです

中央・右のグループは純黒で押印したもので

     黒で保存分 と 黒に彩色用です

090722_2  

 

 

 

 

 

 

 

↑ 少しだけアップにしてみました、湿気で紙が丸くなってますが

  朱泥を乾かしてからファイルします

090722_3  

 

 

 

 

 

 

↑純黒で押印したものの一部です

彩色は水彩絵の具を使います

いくつかはテスト的に彩色しました

15mm×15mmの塗り絵の本に色をつけるようなものです

あまり微妙な色合いは使いません、使っても小さいので

判別できませんから、印泥は油を含んでいるので、水を

はじくのを利用することも大事です

お疲れ様のはんこ達です、おそらく二度と捺されることは

090722 ないでしょう

朱墨を洗わずに

そのままの状態で

印泥をつけて

捺したので

最後に使った

色の純黒が

隙間に残っているのが

わかるでしょう

 

 

洗うと印泥が綺麗につき綺麗に捺せるのでしょうが

面倒なのと、何を彫ったはんこなのかわかりやすいので

いつもこうしています

あとは、結構面倒な彩色をして、パソコンに取り込めば一安心

時間を見て、ブログにアップしたり、ミニ本を作ったり

捺印した紙を和綴じしたりと作業は残っていますが

のんびりのんびりやればいいのです

と言っているので、未完成の和綴じ材料が沢山残っています

さて

次のシリーズは何にしよう

 

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2009年7月27日 (月)

相棒の靴

090722 090722_2 090722_3

 

 

 

 

遍路の相棒だった、靴を追加して彫ることにしました

左から順に彫っていった軌跡です

大きさは↓

090722_4  

←この大きさです 18×18mmなので

 楽に彫ることが出来ました

 090722_5    

 ←三枚の紙に

 捺しています

 美麗→純黒→純黒(彩色用)

靴はeccoのレザー(白)です

なかなかの優れもので、皮製で柔らかく靴裏が減りにくいのです

お気に入りの相棒です

このようにして

当初の思いとは違い、どんどん増えていくので

この辺で終わりにしなければ

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2009年7月26日 (日)

仮押印まで

①仮押印までしてみました

まだ、②修正は行っていません

出来はいまいちですが

数はまあまあ揃いました

はんこの肩の数字は、下絵の番号です

ないのは後から直接印面に絵を描いたものです

0907_3 

 0907_4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0907_5  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0907_6  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0907_7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上が今回作ったはんこの全てです

これから、汚れを取ったり、線の補正を行ったりします

削除や追加もしながらやっていきます

先はまだ長い

ゆっくり慌てずにやって行きます

  

 

 

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2009年7月25日 (土)

彫るだけは

彫るだけは彫り終えました、大きさ形は不揃いですが

四国巡礼寺数の108個が目標でしたが

石をかき集めて 「121個」作りました

0907_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ これが今回の遍路のはんこ121個の全体写真です

 0907

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑一部をアップにしてみましたが、いかがでしょうか

これから、

①仮押印:彫った状態のまま、とりあえず押印してみます

②修正:汚れや彫り残し線の太さ等を修正し→もう一回捺してみます

③押印:保存する紙に押印します

     私の場合は 美麗×1+純黒×2(一枚は彩色用)の3回押印します

④彩色:純黒で捺印した上から水彩絵の具で彩色します

     この段階で 美麗・純黒・彩色の三種類が出来上がります

⑤取込み:三種類をスキャナーを使ってパソコンに取り込みます

       121×3=363個のはんこデータが出来ます

⑥和綴じ本:押印したものを和綴じにします

⑦ミニ本作成:これらのはんこを使って小冊子を作ろうと思います

これから

①~⑤の作業を行いますので

アップはもう少しお待ち下さい

⑥&⑦はその後になります (いつになることやら)

 

 

今日はこれから サッカーの応援に出かけます

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2009年7月23日 (木)

メモ書き①

001_2 ひとり、ボディボードで

遊んでいる男を

座ってみている女の人が

いました

大浜海岸のお昼過ぎでした

うみがめ博物館カレッタの

二階の窓越しにぼんやり

見ていました、今回も国民宿舎うみがめ荘に泊まったのですが

今年もうみがめの産卵は見ることが出来ませんでした。

001_4

001_3

 

 

 

 

 

 

 

 

佐喜浜の先の堤防で時間つぶしをしている時に

メモ用紙に描いたのがこれです

左が室戸方面、右が佐喜浜漁港方面です

この日は、宍喰から約30Kmを歩くだけなのでここで

ゆっくり休むことにしたのです

ミニ情報

宍喰は 野球の殿堂入りした 上田敏治の出身地で

宍喰駅前の小学校に通っていたそうです

尾崎三兄弟も宍喰の出身です

海岸沿いを少し歩くと、今日の宿 民宿「徳増」です

001_5 この時期

宿に着くと、冷たい麦茶等が

出されます

こんな風に

 

遍路の日課は

出発前に

1.朝食をしっかり食べる

2.部屋を片付ける & 忘れ物をしない

3.今日の予定を確認し、宿の人のアドバイスを再確認

宿に着いたら

1.洗濯:持っている着るものは少ないので、毎日洗濯します

2.足の手入れ:お風呂に入った後、足をよく揉んで、マメの治療などをします

3.明日の予定:今日の疲れ具合や明日の道を考えて、歩く予定を立てます

4.食事&睡眠:よく食べよく寝ることは何よりも大切です

5.天気予報:明日の天気を寝る前に確認します

 

 

もう少しで 108個の数だけは彫り終わります

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2009年7月15日 (水)

記念に

今回の108箇所遍路の記念に

はんこを108個作ることにしました

 

 

そこで、今までやったことのない、デザイン画を描いてみることに

しましたが、これがなかなか面倒で、途中まで描いて

止めました、取り敢えずはこれをベースにして、残りは

いつものように、直接、印面に描いていくことにします

途中経過ですが、こんな作業をしています

1.挫折したデザイン画

Photo_2 ←あんなこと、こんなことを

  思い出しながら

  メモ用紙に筆で

  絵を描いてみました

  大きさは30×30mm

  はんこは、この 1/4になります

 

2.鉛筆で朱墨を塗った印面に下書きする

Photo_3  ←ちょっと見難いですが

 印面にシャーペンで、

 先ほどのデザイン画を参考に

 粗く下書きをします

 少し大きな印材も使うことに

 しました、15mmだけでは

 108に足りないのです

 

3.墨で彫るための線を描いていきます

Photo_4   ←下書きの線を

活かしながら、少しずつ

デザインを変更することも

あります、墨の乾くのを待って

消しゴムで、シャーペンの

跡を消してゆきます

墨を消さないように軽く

確実に

4.いよいよ彫りが出来る状態に

Photo_5 ←取り敢えず 

 彫りがスタート出来る

 状態になりましたが

 まだ、108個分は

 揃っていません

 彫りながら考え

Photo_6 考えながら彫って行きたいと

思います。

いつ頃全部が完成するかは

解りませんが、記憶の新しい

間に、作りたいと思います

108個は多すぎるかと

少し反省しながら、墨描きを

眺めています。

なが~~~ぁい目で見てください

  

  

久しぶりのバイクで砂浜を走ってきました

2ヶ月振りです

何をやっても久しぶりで感が鈍っていないかと心配です

週末のテニス上手くできるかな

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2008年11月 7日 (金)

仲良く二人で

237 二人で遍路(2)

暗く心細い山道も

二人で歩き

声かけ合えば

足どりも軽くなる

並んで歩くときも

  

  

前と後ろで歩くときも

  

  

ザックを下ろして

草の上におき、休んでは

話が弾みます

また並んで

歩き始めます

いつもと

同じように

前になり後になり

背中を

足元を見ながら

歩いてゆきます

  

  

  こうやって遍路の印を作っていると

  再びの遍路に出かけてみたくなります

  困ったものです

  

 

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2008年10月25日 (土)

今日もまた元気に

079c 今日、最後の登り道です

この坂道を登りきると峠に出ます

疲れた足を石に躓きながら一歩一歩前に

一歩一歩上に

時には途中で木の切り株や石に腰をおろし

流れる汗を拭いながら

登ってきた道を振り返り、大きく息を吸い込んで一休みをします

080c 今度が長い下り坂が待っています

こうして、登り・下りを繰り返しながら

また一歩、結願の大窪寺へ近づいて行きます

疲れているときの長い下り坂は、転ばないように

慎重に歩を進めます

078c 宿が近づいた頃

急に風が出てきました

お天気が心配です

疲れていますが、少し急ぎ足で野の道を歩きましょう

雨が降り出す前に宿に着ければ良いのですが

081c 翌朝はどうやら晴のようです

宿の人の優しさと

美味しい食事でぐっすり眠った翌日は

お世話になったお礼を言って

また歩き始めます

084c 今日はどんな人との出会いが待っているか

楽しみです、天気が良いと足取りも軽がるです

さて今日も

一歩一歩、歩きましょうか

今日は海の見える遍路道だ

楽しみ楽しみ   

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2008年10月14日 (火)

先日NHKのTVで

先日NHKのテレビで、ご夫婦での四国八十八箇所遍路旅を

放映してました、ご覧になった方もいらっしゃると思います

私が遍路中に

歩き遍路のご夫婦は一組しかお見かけしなかったのですが

仲よさそうで、ほほえましく見ていたものです

(年間約10万人が四国のお遍路にやってくるそうです

 その中の1000人が歩き遍路だそうです(1%)

 さらにその中のご夫婦となると・・・・ほんのわずかなんでしょうね)

  

それに刺激されて、二人連れの遍路さんをいくつか作ってみましたので

そのうちの一部をご紹介します

072c_2 こうやって 

二人は  

仲良く並んで歩きます

前を歩く夫は背中で妻に話しかけます

「疲れてないか?」

「大丈夫よ」

「足は大丈夫か」

「ゆっくり歩こうか」

086c047

広い道では、横になって

お昼の相談です

「お腹空いたな!」

         「讃岐うどんにしましょうか」

         「ガイドブックにあった店はこの辺じゃないか」

069c 縦になったり

横になったりしながら

八十八箇所を遍路します

こうして仲良く健康に遍路できることは

とても幸せです

 

何年か後に、また遍路に出かけた人もいました

不思議な魅力のある(魔力といっても良いのかも知れません)のが

二人での遍路ではないでしょうか

最後はおまけにこんなものを作りました

087c050 お参りを終えて

次の札所へお遍路さんは歩き始めます

それを、ご本尊様がやさしく微笑んで

見送ってくれます

  

つつがなく歩きとおせますように

  

  

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2008年9月21日 (日)

はんこで思い出を

071c070c 坂道を登ったり下ったり

赤土に滑りながら、階段に躓きながら

ひたすらに登り下りを歩き続けたものです

  

072c 時にはこうやって肩を並べて歩いたこともありました

そんなにしゃべることもないのに

それでもなんとなくお互いのぬくもりを感じながら歩いたものです

  

073c 大師堂の前でいつものように

「般若心経」を唱えました、よく意味も判らないままに

終わり頃には背中も文字も汗とリュックの摩擦でかすれてきました

  

075c 梅雨時だったので、雨の中を何度も歩きました

濡れて歩くのも悪くありません、宿での食事やお風呂や洗濯を

考えながら歩いたこともありました

  

去年の今頃、知り合った人たちに

お礼のつもりではんこを送らせていただいたのを

思い出して作ってみました

 

只今お彼岸の連休中

size 15×15mm

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2008年6月27日 (金)

遍路:最終章③感謝

001_7真っ白な雲を背にして歩いたことも

夕焼けに向かって歩いたことも

いい思い出になりました

遍路で経験したひとつひとつが

楽しい思い出になりました

最後に出会った全ての人に感謝です

 飴玉をくれたバイクに乗ったお遍路さん

 トマトをもいでくれたおばさん

 買い物籠からみかんを出してくれたおばあさん

 雨の中

                    がま口からジュースでも飲みなとしわくちゃな手で

                    120円を握らせてくれたおばあちゃん

                    学校でとれた杏を冷やしてくれた小学校の皆さん

                    洗濯をしてくれたおじいちゃん

                    お店から飛び出してきて名物饅頭をくれたおかみさん

                    ・・・・

                    そのほか、お接待をして頂いた多くの人に

                     感謝です

                    なにより、遍路の機会を与えてくれた家族に

                     感謝です

                    そして最後まで読んでくれたみなさんに感謝です

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2008年6月26日 (木)

遍路:最終章②親切

001_5001_6   

遍路最終章②

多くの札所を訪ね

多くの仏様に会います

境内は近所の皆さんによって、みんな綺麗に掃除されて気持ちよく参拝することが出来ます

山門の横・境内のベンチを借りて、お昼をいただくこともありました。

ご本尊様だけでなく、優しいお顔をしたお地蔵さん、いろんな姿の羅漢さん

ずらっと並んでいる野の仏たちに会えるのもうれしいことです。

なんとなく会話をしたい気持ちになるのはそんな仏たちです。

 伊予路の前半は山の中後半は町の中です

いくつもの峠を越えた後、大宝寺・岩屋寺に向かったのは大雨の中でした

厚い雲からポツリポツリと降りだした雨は、峠にとりつく前に、本降りに変りました

ポンチョをすっぽり被り濡れた山道をすべりそうになりながら歩きます

霧につつまれて、遠くはかすんで見えません

汗と雨でびしょ濡れになって参拝を済ませ、冷えきった体を宿の温泉で温めることが

出来たのは夕方になっていました

 その日は運よく、何度もすれ違って声を掛け合っていた、遍路仲間を再会しました

 夕食を一緒に食べ、連絡先を交換し再会を約束しました

 (時候の挨拶・年賀・メールの交換等を続けています)

***

 外国の人にも会います

 遍路をしています、カタコトの日本語とカタコトの英語で情報交換です

 今日の宿は?、食事はどうでした?、〇〇は見ましたか?

 「またどこかで会いましょう」と言って別れます

***

松山は俳人山頭火の草庵のあった町、コース上にある以上寄らずにはいられません

山頭火に訪問の挨拶を済ませた後に破れて水の浸み込むようになっていた靴を購入のため街中へ靴探しに出かけました

古い靴に感謝しさようなら、新しい靴に履き替え気分も新たに歩き始めます

遍路の仲間に進められた「仙遊寺」に泊まり、温泉と夕景を楽しむことにしました

が、夕方から雨です、でも残念ではありませんでした、ここでも、途中で何度もすれ違い〃宿に泊まりいろんな話をしていた遍路仲間に再会できたのです

伊予の国は「菩提の道場」であるとともに再会の場でもありました

(彼とはこれから先、結願までに何度となく会っては別れの繰り返しでした)

遍路最後の宿は志度寺の近くに取りました、もうひとつ先まで充分歩けたのですが

どうしても「平賀源内」の記念館に行って見たかったので、この地を遍路最後の宿と決めました

結願の日は、お天気もよく、宿のお接待のお弁当を頂き歩き始めました

足も軽く天気にも恵まれ、順調に進みすぎです

あと数時間で36日間歩いてきた遍路が終わるのです

最後の最後までお接待も受けました、坂道を歩いていると、老夫婦の軽自動車が

停まり、おばあさんが降りてきて、「飴一袋」「ドリンク一瓶」を渡してくれました

感謝して受取り、近くの「お遍路交流サロン」で最後の大休憩をして飴を5~6個ポケットに入れ、残りは次に来る遍路のために交流サロンに置いていきます、頂いたものは、私一人のものではなく遍路みんなのものです

山を越えて88番札所についてのはお昼ちょっとすぎ、淡々と参拝を済ませ

いつものように御朱印を頂き、ようやく終わった遍路ですが

「ヤッター!」と声に出すこともなく、飛び上がるほどの興奮もなく、

「終わったんだ」そう思っただけでした、もっと歩きたい、そう思ったのも事実です

もしかしたら、そちらのほうが大きかったのかも知れません。

「バスがもうすぐ出ますが、どうします」と声をかけて来たのは

顔見知りのお遍路さんです、

コミニュティバス → 高速バス → JRと乗り継いで

その夜は京都のホテルに泊まってしまいました

最後はあわただしく、結願の感慨を味わうこともなく

37日間の私の遍路は終わりましたが

今でも懐かしく思い出されます、修行にはなりませんでしたが

良かったことが二つ、

ひとつめは多くの遍路の知り合いが出来ました

ふたつめは四国の人の優しさ親切さを知りました

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2008年6月25日 (水)

遍路:最終章①やさしくなれる

001_3001_4   

あるお寺で

お坊さんに言われました

「遍路は歩いているだけで、やさしくなれる」

笑うことを忘れていた人も

いろんな笑顔に会っていると知らず知らずのうちに

優しい気持ちになる

それが顔に出て

優しい笑顔が自然に内側からにじみ出てくると言うのです。

「発心の道場」阿波の国の遍路は

歩き遍路の心構えもできてなく、足はまだ長時間を歩くことの出来る状態になってなく

マメがいくつもできて歩くことの難しさを知ることになります。

慣れない歩きで膝が痛くなる人もでてきます。

重い荷物に背中や腰が痛くなる人もいます

3日目には、遍路ころがしの山がそびえています

私の場合は札所で、宿で、食堂で、たまたま出会ったお遍路さんに仲良くしていただき

一緒に山道を登ったり一緒にお弁当を食べたりさせていただいたおかげで、

一人歩きの寂しさを辛さを一度も感じることもなく楽しく

発心の道場阿波の国を23番札所薬王寺まで元気に歩きとおすことが出来ました。

***

余話:薬王寺のある町日和佐はウミガメの来る町として有名なところです  

    大浜海岸にある海亀博物館で昨日は産卵に来たとの話を聞き

   まだお昼でしたが、急遽、国民宿舎うみがめ荘に泊まることにしました。

   海亀が来るという浜の防波堤で潮風を受けながら、靴をぬぎ、菅笠をとり

   横になって昼寝をしました(夜、海亀が来ると、宿の人が起こしてくれると聞き

   海亀が来たときのために)遠くにえびす洞・指の鼻が見えます、波音が気持ちよく

   いつの間にか眠ってしまいました

   残念ながらその夜は海亀さんは上がってきませんでした

***

いよいよ修行の道場土佐の国に入ると、一日に歩く距離が増えます

24番札所最御崎寺までは75Kmあります(札所間距離では2番目)

土佐路はいっぱい歩きます、山登りもあります、そんな長い歩きの続く道は

海岸線が多く、潮騒も聞こえ、楽しく歩けます、遠く押しよせる太平洋の潮風を

受けながら歩くことが出来るので、幸せな気持ちになります。

室戸岬・足摺岬からの眺めは歩きの辛さを忘れさせます

痛みをこらえて歩くこともきっと修行のひとつです

ここまで歩いてくることが出来れば、最後まで歩きとおすことが出来ます

歩くという行為に体が慣れ歩くことが楽しみになります

歩いているといろんな自然に触れることが出来ます

雨に濡れて歩くこともなんだか楽しい修行だと思えてきます

歩くことが本当に楽しくなるのがこの「修行の道場」土佐路です

修行中とはいえ、時々は楽しみも必要です

***

 土佐路では、時期もちょうどよく、毎夕食に「カツオのたたき」が出てきました

 汗をかいた体に浸み込むビールと季節の食材、これでは、消費したカロリー

 以上に摂取してしまいそうです (宿の人の心遣いに感謝です)

 遍路旅の食事も良いものです

***

大切なものは毎日の洗濯と食事

全自動洗濯機で着ていたもの一式を洗濯し(白衣・ポロシャツ・下着・靴下・タオル)

その間にお風呂に入り、足をよく揉んで、洗濯が終わってひと休みした頃に声がかかります

「食事の支度が出来ました」

「は~い」と答え

階段を下りてゆきます

*** 

あと一山越えれば、土佐路最後の39番札所延光寺

次回は「菩提の道場」伊予の国に入ります

道後温泉が待ってます、山頭火の庵も待ってます

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2008年6月24日 (火)

遍路:前回まで

001

001_2  

遍路最終章の前に

歩き始めた5月下旬の

遍路話の中で登場した

「はんこ」を並べなおしたものを見てください

旅立ちの不安~結願まで

思い出していただければと

思います。

では明日からは

続編として作った

少し大きめのはんこによる「四国八十八箇所遍路旅」の総集編をお送りします。

結願の27日までお付き合い下さい。

  

25日:遍路:最終章:やさしくなれる

26日:遍路:最終章:親切

27日:遍路:最終章:感謝  の予定です

 

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2008年5月26日 (月)

遍路:結願

007 No.7 結願

はんこの絵葉書で綴る遍路旅の前半は今日でひとまず終わりです

5月21日の朝に一番札所霊山寺にお参りして、私の四国八十八箇所遍路旅をスタートしました、そして八十八番札所大窪寺に着いたのが6月27日のお昼でした。

この38日の間には雨の日も風の日も暑い日もありました、風の強い海岸を歩いたこともありました、山の中を歩いたこともありました、マメで足を引きずるように歩いたこともありました。

最初のうちは、なんで歩いているんだろう、次の札所で止めようか、いや、もう少しだけいってみよう、まだ歩けるから、その次の札所まで行ってみようとやめないでいたら

歩くことが楽しくなってきました、人と出会うのがうれしくなってきました、一歩一歩、一歩一歩、歩いていれば、いつかは到着できることを覚えました

途中でやめなければ何かが出来ることをようやく解りました。

こんないろんな出会いの多かった、38日間の遍路旅を

記念して作ろうと思い始め、わずかな時間で彫りもデザインも稚拙ですがこれらの「はんこ」を彫りました

そして、遍路でお世話になった人たちに送ったのが、これまでの7日間で紹介した絵葉書を私のお礼状としたのです。

あるお寺のお坊さんに

遍路をしている間に顔つきが気付かないうちに、だんだん変わってくると言われました

だんだん笑顔が増えてくる、優しくなってくる、心が穏やかになってくると

でも不信心な不真面目な遍路の私には、そんなことは判りません

山を下って最後のお寺、大窪寺が見えた時

不思議なことに、本当に不思議なことに大きな感激はありませんでした

あんなにマメを作って歩いて、もうやめようかと思いながら歩いて

雨の日も暑い日も歩いてきたので、もっと感激するものかと思っていたのに

ただ88番目の札所に着いたということだけでした

まだ歩いている遍路の途上のような感覚でした

いまになって

やろうと思ったことをやり遂げたかすかな充実感はあります

これからもこのようなかすかな充実感を味わうことはすくないでしょう

こんな気持ちにさせてくれた遍路の旅に感謝です

そのほかの私にとっての良かったこと

①健康になりました

②少しだけ痩せました

③友達が出来ました

④四国見物が出来ました

⑤足が丈夫になりました

⑥良い思い出が出来ました

いろんなことがありましたが、楽しい38日間でした。

  次に遍路としてお目にかかるのは結願した日 6月27日頃に

  当時作った、残りの「遍路はんこ30余個」を載せますのでお楽しみに

  駄文の長文に一週間のお付き合いありがとうございました

 004  では一ヵ月後にお会いしましょう

(手を振っているはんこがありましたので、これで「バイバイ」です)

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2008年5月25日 (日)

遍路:いつものように

006 No.6

いつものように

お遍路さんは朝食を済ませると

普通の出来事のように淡々と

身支度を整え(白衣・輪袈裟・

笠・リュック・頭陀袋・・・)

忘れ物はないかと部屋を見渡し

一礼して、玄関に出て

ぎゅっと靴の紐を結び

女将さんたちにお礼を言って

次の札所に向かって歩き始めます

背中に「お気をつけて」の声を

聞きながら

こうして今日も昨日と同じように

朝から歩き始めます

いつもとおなじように

一人で歩いてゆきます

あるときは他の遍路さんと一緒に歩いたり

あるときはすれ違うお遍路さんに挨拶をしたりします

気に入った場所では心ゆくまで昼寝を楽しみ

綺麗な水の流れる川に足を浸して疲れをとり

河原の丸い石を枕に寝ころんで、まぶしく目を細めて流れてゆく雲を眺め

海辺ではくりかえす潮騒を聞き、海風に吹かれ

大きな木の幹に背中をもたせかけ風の音をききながら

ゆったりとした時間の流れを楽しみ

そしてまた歩き始めます

歩くことが遍路なのかもしれません

ただ、いつものように今日も歩いていけば良いのです

不真面目な遍路の私は、最後まで「般若心経」も覚えないままでした

私の遍路は40日弱で終わりましたが

歩いたことだけは、決して忘れないでしょう。

いつものように、今日も歩いている遍路がきっといます

汗にまみれて雨に打たれて今日も歩いている遍路がいます

去年の今頃は私もそんな遍路の一人でした

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2008年5月24日 (土)

遍路:共に歩く

005_2 No.5

遍路途上で

色んなお遍路さんと出会います

・若い人や年配の人

・遍路の達人に初めての人

・男の人女の人

・遠くから来た人も地元の人も

・外国から来た人も

・リタイヤした人に現役の人

・家族に代わってきた人

・大学生に浪人生

・何度も出会う人もいれば一度だけしか会えない人

 等々

いろんな人がいろんな思いでいろんなところから遍路の地四国へ来てそれぞれの思いを持ってそれぞれの考え方で歩いています

それぞれの人がそれぞれの歩き方で歩いています

天気の日も雨の日も風の日も曇の日も毎日毎日歩いています

そんな人たちによく会う日もあれば、一日中会わない日もあります

一緒に並んで歩いても、一緒に参拝しても、一緒に食事をしても、木陰で休憩しても、遍路の宿で一緒になったとしても

・決して、遍路の理由を聞いてはいけません

・決して、身の上を聞いてはいけません

ただ、一緒に並んで歩き、一緒に札所で祈り、一緒に景色を眺める、それだけの関係でいなければと、思うのですが

別れる時が来ると、妙に寂しいものです、もう二度と会えないような気がするのです

ついつい話し込んだり、歩みが遅くなったり、何度も振り返ったり

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2008年5月23日 (金)

遍路:出会い

004 No.4

遍路は出会い・ふれあいの旅でもあると思います。

・同じ遍路の仲間と

・通りすがりの親切なおばあさん・子供 お母さん・・・・

・遍路宿のやさしい女将さん

・穏やかなお寺の住職

うれしいのは

お接待をしてくださる人達です

・しわくちゃの手から頂く飴玉

・もぎたてのトマト

・買い物籠から出してくるみかん

・ポケットから100円玉

・小さながま口から出てくる小銭

・これ飲んでと差し出す缶コーヒー

・追っかけて渡されるお菓子

・出発する朝に宿の女将さんから頂くお弁当

・休んでいきなさいよと差し出される一杯のお茶

  等々

みんなみんなありがたい

それに加えて

遍路仲間の励ましの言葉

たいして交わさない言葉、並んで歩くだけでありがたい

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2008年5月22日 (木)

遍路:今日も

003 No.3

遍路道には

遍路道保存会ほかの皆様の

ご好意により、多くの道案内が

あります。

電柱等にシールが貼られ

別れ道には道しるべが設置されて

初めての遍路でも安心して

歩けます、前後に歩く人もなく

道しるべもなくなると急に不安に

なります、特に雨の山中だと

そんな時、案内標識が出てくると

ホッとします。

昔は厳しい遍路ではなかったでしょうか、何度か遍路途上で亡くなられた人の供養碑を見ました。

当時の人の苦労と最後を看取った

地元の人の優しさを感じます。

暑い日は汗をかき、雨の日は雨に濡れ、アスファルトの道路を歩き、山の泥濘を歩き

風に吹かれながら、今日も一歩一歩歩いていきます。

歩いているとだんだん考えなくなります、余分なことは考えなくなるのだと思うのですが

よくわかりません、今日も歩きます、次の札所までそして次の宿まで

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2008年5月21日 (水)

遍路:一歩一歩

002

No.2

去年の今日(21日)

第一番札所霊山寺から遍路がスタートしました

「とにかく 歩く」

遍路は毎日毎日歩くのが

仕事です。

朝7時頃から歩き始めます

街中の道だったり

田舎の田んぼ道だったり

みどり濃い山の中の道だったり

海辺の道だったりします

地図と道しるべを頼りに

次の札所を目指して歩きます

時々は寄り道をしながら

マメが痛くて歩けないときもあります、治療のため何度も何度も休みます、それでも少しずつゆっくりと歩きます。

そんな時励ましてくれるのが

地元の人の「ご苦労様」「お疲れ様」と手を合わせてくれることでした。そんな、お接待をいただきながら、ようやく今日の宿につくことが出来ました。

宿では、①杖を洗い、笠を取り、床の間に休ませ、②お風呂に入り③洗濯を済ませ

④夕食です⑤足のケアをして⑥そして早い就寝となります

荷物を軽くするため着替えは一回分としたため毎日洗濯してました

(極端に言えばローソク一本が重く感じることさえあります)

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2008年5月20日 (火)

遍路:旅立ち

001_2No.1

昨年の5月20日は

四国八十八箇所の

歩き通し遍路のために

四国に向かった日に当たります。

少しだけ歩く練習はしましたが、歩きとおせるか不安を

抱えたままの出発でした。

新幹線に乗り、

岡山→坂出→板東と乗り継ぎ、1番札所前の遍路宿に宿を決めました。

宿近くの遍路用品屋さんで

笠・白衣・輪袈裟・線香・蝋燭・経本・・・等々を買揃え

夕食時に同じ歩き遍路仲間と出会い

翌日は一緒に歩くことにして

ビールを酌み交わしました

こうして明日から、遍路が

始まるのですが

この続きは明日から、少しづつ続けることにしましょう

なお、この「はんこ」は、結願のあと、しばらくして、遍路の記念にと彫って

すれ違った遍路仲間に送った「9枚の絵葉書仕立て」の1/9です

最後の2枚は(8/9と9/9)結願の日に載せたいと思いますので

お楽しみに

では明日は遍路旅立ちの日です

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