木口はんが

2017年1月13日 (金)

月澄影黒

先日(11日(は鏡開きでした

昔と違って、飾っていた中位の鏡餅はプラスチック製の物で

中には切りもちが3個入っていました。

小さな鏡餅はプラスチックの中は一体型の鏡餅でした。

A面:山頭火句

           月澄むほどにわが影踏みしめる

 

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A面:山頭火句

               分け入っても分け入っても青い山

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No.1317

日本海側の各地では大雪の様子

酸ヶ湯では2mを超えたと報道されていました

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2017年1月 9日 (月)

刈萱揺れ

A面:山頭火句     かるかやへ かるかやの ゆれている

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A面:山頭火句      また一日が をはろうとして すこし夕焼けて

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No.1316

 

先日、恒例となった江戸七福神巡りに出かけました

写真はありませんが地図だけで想像して下さい。

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北十間川と横十間川に囲まれた狭い範囲をぶらぶら歩きました

常光寺から東覚寺・・・・・・龍眼寺の順で歩き

最後は亀戸天神で猿回しを楽しみました

江戸切子の工房や鼈甲の工房もあり細い路地が多く古い街並みの風情を

楽しめる11000歩の散歩になりました


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2017年1月 5日 (木)

生伸咲実

今日も朝から良い天気です。

庭のピンク色の椿の花の蜜を吸いに小鳥がやって来てます

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                                     花びらについた小さな傷は小鳥の爪痕でしょうか

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                 水仙も少しずつ花を開かせています   

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A面:山頭火随筆より抜粋

          私は雑草的存在に過ぎないけれど、それで満ち足りてゐる

        雑草は雑草として生え伸び咲き実り、そして枯れてしまへば

        それでよろしいのである

        「ぬいてもぬいても草の執着をぬく」

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A面:山頭火句

           「ここにおちつき草萌ゆる」

 

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No.1315

 

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2017年1月 1日 (日)

来方行末

    明けましておめでとうございます

     お正月早々このような版画で失礼いたします

 

 

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A面:山頭火句     こしかたゆくすえ雪あかりする

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A面:山頭火随筆より抜粋

           木の葉の散るやうに

           風の吹くやうに

           縁があればとヾまり

           縁がなければ去る

           そこまで到達しなければ

           何の行乞ぞやである

           やつぱり

           歩々到着だ

028a201604今年も、変らぬお付き合いをよろしくお願いします。

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お正月らしき「オーブン粘土陶印」をよろしければご覧ください

1.共白髪→朋志良賀(ともしらが):共に白髪の抜けるまで、仲よくして下さい

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今年少しだけ心がけること、怒らず嘆かず

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良い年でありますように

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25  「欠点のない人はいない こぶのない木はない」

このことわざは、「こぶのない木がないように欠点や弱点のない人はいません。

それは自分にも言えること。だからいつも謙虚に許し合い助け合っていきましょう」と

いう意味です。

ブータンの人は他人の欠点や失敗を責めません。仮に失敗したとしても

「そういう人はたくさんいるよ。大丈夫、大丈夫」と相手を励まします

明るい声でそう言われると、手痛い失敗も

「大したことじゃなかったかな」と思えてきますよね

「ブータンしあわせの日めくり」(徳間書房)より

 

木口版画・山頭火・ブータン・お正月・寿印

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2016年12月28日 (水)

桜花燦燦

これが今年最後の更新となりました

今年一年のお付き合いを感謝いたします

「ありがとうございました」

来年もよろしくお願いいたします

「良いお年をお迎えください」

これをもって年末のご挨拶といたします

 

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A面:山頭火句     あすはかへらう さくらちる ちつてくる

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A面:山頭火随筆抜粋

         物そのものを味ふ 貧しさに徹する 愚かさに徹する

         持って生まれた性情を尽す

         そこに人生の意味があるのぢゃあるまいか

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24  「虎の模様は外から見えるが、人間の縞は内側にある」

ブータンの正装は男物は「ゴ」、女物は「キラ」といい、休日以外は正装で

過ごします。若者でも5,6着は持ち、お祭りやお祝いごとのときには

とっておきの晴れ着を着ます。そんなおしゃれなブータンの人たちですが

着飾ってばかりいて人間性を高めることを忘れる人は尊敬されません

「人間の縞は内側にある」とは、「人は心のあり方で問われる」という意味

いくら着飾っても人間性は隠せません透けて見えてしまいます

「ブータンしあわせの日めくり」(徳間書房)より

 

 

 

木口版画・山頭火・ブータンのことわざ

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2016年12月24日 (土)

手紙待つ

12月24日(土)

クリスマスプレゼントを貰う歳ではないが

今日はクリスマスイブらしい

真夜中に障子にサンタの影が映るかも知れません

寒くなりそうなので窓はしっかりと閉めて寝ます

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A面:山頭火句

          「けふは よいたよりがありさうな 障子あけとく」

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A面:山頭火句

          「風ふけば どこからともなく 生きていて てふてふ」

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今回から、片面だけを彫ったものをご覧ください。

年末もクリスマスも関係なく墨色の世界です。

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23 「からっぽの容器は、もっといい音をたてる」

からっぽの容器とは、心の余裕をさします。勉強してたくさんの知識を得ると

頭でっかちになりがちです。自分の考えが正しいと思い込み、他人の考えを

受け入れようとしない。そんな凝り固まった人に、警鐘を鳴らすことわざです。

「他人の考え方を受け入れられない人より、別の価値観や新しい知識を

受け入れる余裕のある人の方が、いい考えを導きだす。いくら勉強しても

常に謙虚でなくてはならない」という戒めです 

「ブータンしあわせの日めくり」(徳間書房)より

 

 

 

 

木口版画・山頭火・ブータンのことわざ

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2016年12月16日 (金)

行乞記抜

鹿島が決勝に進出しました。凄いですねー、決勝戦はどんな試合になるのでしょうか

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版木が大きいので、空白を恐れ、ついつい文字数が増えてしまい

途中から、だんだん彫るのが面倒になる、途中でもう少し大きな絵にすれば良かった

文字数の少ないものにすればとか空白ばかりでも良かったとか思いましたが

とりあえず4面は彫りました、もうこんな大きな板は無いのでほっとしてます

 

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A面  

022a201604B面

022b201604
No.1310

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22  「外側の汚れは、水で清めろ

     内側の汚れは、言葉で清めろ」

「体についた汚れは水で落とせるが、心についた泥は言葉でないと落とせない」

ブータンの人の価値は身なりではなく、心のあり方で決まると考えられています

服だけでなく、心も放っておくと汚れてしまうもの。常に自分がいい心でいられるか

自分自身を観察して、もし心が汚れているようならば、正しい道を説いたいい言葉で

自分の心を清めること。

常に自分の心を観察し、磨くことが大切だということです。

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オーブン粘土で作った 来年(酉)の干支印 

20161216002   

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昨日は寒かったですねー

海を見に行ったついでに(?)節間の長い篠竹を5~6節頂いて来ました。

2~3本は使えそうですが、少々曲がっているので、まだわかりませんが

乾燥してからのお楽しみです。

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木口版画・山頭火・ブータン・酉干支印② 

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2016年12月12日 (月)

網代笠漏

「熊穴に蟄る」季節だそうですが、

暖冬化の地球です

熊も冬眠をせず、

山の中をうろうろしているのではないでしょうか

クマモンは冬の間も観光に復興に忙しく仕事をするのでしょうね

 

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これからの4つの版は一回り大きな板になります。

A面  山頭火随筆抜粋

     午後に風がでた 顔をあげてゐられないほどの埃だった

     かういふ日には網代笠のありがたさを感じる

     雨にも風にも雪にもまた陽にもなくてはならないものである

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B面  山頭火随筆抜粋

         この網代笠は旅に出てから三度目のそれである

         雨も風も雪も、そして或る夜は霜もふせいでくれた

         世の人のあざけりからも隠してくれた

         自棄の危険を守ってくれた

         その笠が漏りだしたのである

         「笠も漏りだしたか」

 

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21 「身近で死んだものが 牛であったとしても、 3日間は喪に服せ」

ある村長さんの家に泊りに行ったとき、ゴミひとつなくきれいに片づいた部屋の片隅に

クモの巣が張っていて、とても驚いたことがあります。そのくらいブータンの人たちは

生き物を大事にします。、むだな殺生はしません。ハエも蚊も殺しません

飼っている牛の乳が出なくなっても殺したりせず、最後まで大切に面倒を見ます

牛であっても3日間は喪に服せ、とは、命を大切にするブータンの人たちの

心をよく表したことわざです。

「ブータンしあわせの日めくり」(徳間書店)より

 

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オーブン粘土で作った  来年の干支と「福」の文字

20161212001

 

 

 

 

木口版画・山頭火・ブータン・酉干支印

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2016年12月 8日 (木)

彼岸花咲

昨日は冷え込みましたね、暦の上では「大雪」だったそうです。

雪は降りませんが、近所の公園で真っ白な山茶花が満開です。

もうすぐクリスマスですが、飾りつけなどしてますか?

昨年100均で買ったイルミネーション(?)ライトを昨夜点灯してみました

ツリー飾りもサンタクロースもありませんが

なんとなくクリスマス気分になりました。

<<季節に関係なく「山頭火の句」が続きます>>

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A面   山頭火句

 

              ひがんばな咲いてこゝがわたしのふるさと  

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B面  山頭火随筆抜粋

             音が声となり

             かたちがすがたとなり

             にほひがかほりとなり

             色が光となるやうに

             「枯れゆく草のうつくしさにすわる」

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    訂正  光が色 → 色が光

ここまで 木口板20枚両面に彫ったものをアップしてきました。

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20  「水があるところに雨が降り、温かいところに日は照る」

 

ブータンは標高差が大きく、水の豊富な土地もあれば、照りつけのいい土地もあります

水の豊富な土地に日がさし、雨の少ない乾いた土地に雨が降ればいいのですが

そう、うまくいかないのが自然であり人生というもの。

このことわざは、「うまくいかないけど、まあ、人生ってそんなもんだよね」という感じで

お金持ちの家にお金が入った、なんてときに使います

不平等なことがあっても怒ったりねたんだりしない、ブータン人の気質ですね。

 

「ブータンのしあわせ日めくり」より

 

木口版画・山頭火・ブータンことわざ

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2016年11月30日 (水)

睨む石仏

明日から「師走」、今年も最後の月になります。

鍋の季節なのに、相変わらず、白菜やキャベツが高いままです

先日、見ましたか、博多のもつ鍋をテレビでやっていたのを、

いろんな工夫をしているのですね。

進化しなければ生き残れないのでしょう

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A面 山頭火句

             はれて暑い石仏がにらんでおわす

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B面 山頭火句

            さてどちらへ行かう風が吹く

019b201604           こんな句はどうです

       「杖よどちらへゆかう芽ぶく山々」

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19 山に向かって 役立たずと言えば 役立たずと こだまが返る

ブータンの作詞家リンチェン・カンドさんが人間関係を円滑にするコツを

教えてくれました。「他人は自分の鏡。誰かから嫌なことをされるのは

自分の心が汚れているからでしょう。自分から好きになれば、その人も

必ず自分を好きになってくれます。山に向かって役立たずと言えば、

役立たずと返ってきますよね。人も同じです。人に好きになってほしいなら

まず、あなたが好きにならなくてはなりません」。

 

 

木口版画・山頭火俳句

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