遍路01日
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6回目の遍路は「順打ち通し歩き108箇所巡り」
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5月8日 東京駅八重洲南口から夜行の高速バスに乗る
新宿バスタを経由して一路、徳島へ向かう
2階の楽な席だったのですがなかなかよく眠れません
お酒でも飲めば良かったのかな
5月9日 6時半過ぎに予定より少し早く、徳島駅に着く
駅のトイレで顔を洗い、板野までの切符を買い電車に乗り込む
7時少し過ぎに 1番札所霊仙寺のある「板野駅」に着く
いよいよ約6週間の少し長めの、お散歩が始まる
※気になることをはんこにしてみました、
このブログの記事は「へんろの紹介」ではなく
へんろで気になったていたことの紹介になります。
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<<6回目のへんろは通し歩き108箇所>> 初日 5月9日
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本堂の左側に置かれている不動明王坐像
前から気になっていたのですが初めて彫ってみました。
スタイルは良くないと思うのですが
顔はお気に入りです。
これより極楽寺まで10町 ひの木村
本堂近くに大きな杉の木が立っているので
誰もが気がつくでしょう、神社仏閣には大きな木が
必ずあると思いませんか?
本当は何年経っているのか気になっています。
いくつかの札所にこのての居眠り小坊主が
ありますが、ここのが一番大きくて可愛いと思ってます
平和であることの象徴なんでしょうか
和尚さんも一緒に居眠りしているのはどこかにないですか?
是より金泉寺まで廿五町 河ばた村 大てらむら
変電所の横にある、へんろ石が田んぼの間を
指しています。 細い畦道を歩いて行くと金泉寺の
山門を通ることなく境内に入ってしまいます。
私は、境内に入った後、山門からもう一度入りなおして
いるのですが、変ですか?
黒谷まて一里 おかの宮大師堂あり ふき田村
いぬふし村 なとう村 標石有 これより十八丁
谷へ入るなり
(このような文章で遍路指南書に書かれています
これを頼りに昔のお遍路さんは旅をしていたのです)
竹やぶや墓所を抜け愛染院を通り
田んぼの間を歩くへんろ道は風情のあるものかもしれません
竹藪の道を歩いていると、竹根印に丁度いい竹根が
沢山見つかります、近くに住んでいれば、遊び印の
材料には困らないのにと思います(変ですねーー?)
舗装道路の坂道を上ると大日寺の山門が見えてきます
山門の正面には本堂、本堂と繋がった右手の建物が
大師堂になります
本堂は改修中でした
いつも気になるのは、本堂前にある木には毛虫がいて
つーーーっとぶら下がっているのです
他の参拝者は気にならないのでしょうか?
地蔵寺の山側に極彩色の五百羅漢が
暗闇の中に並んでいます、一人くらいは知ってる人に
似ている羅漢さんがいると言われてます
なかなか見つけられないのは何故でしょう
近くで見たことはありませんが
多分こんなお姿ではないでしょうか
本堂と大師堂の間に大きな銀杏の木があります
銀杏の木の下にベンチがあり、いつもここで
休憩しています
火除けなんでしょうか、神社仏閣には銀杏の大木が
多いですね?
地蔵寺から別格①の大山寺に向かいます
距離で半分くらいまでは、お散歩気分で歩けるのですが
旧遍路道に入った途端に急な坂道になり、歩く(上る)速さも遅くなります
まだ初日で歩く体になっていないのも手伝って疲れてきます
おまけに空模様も怪しくなってきました、初日は野宿又は通夜堂の予定でしたが
急遽、民宿に変更です、途中で2~3人のお遍路さんに出会い
ポツポツ雨が降りだした中を到着しました
地蔵寺と安楽寺の間に別格①大山寺があります
H450mの山に上っていきます、かなりきつい
山登りをしたところに、この大銀杏が立っています
地蔵寺の銀杏とどちらが大きいのでしょう?
比べようもないのですが、気にはなります
竜宮城のような山門は安楽寺の山門です
山門の上に部屋があり、通夜堂になっています
このお寺には宿坊があり温泉に入ることができるそうです
いつかはと思っていましたが未だ泊ったことはありません
今回は大山寺への道から雨が降り始めました。
雨の野宿は嫌なので民宿を予約しました。
十楽寺より豪華そうな竜宮城みたいな山門を抜け
境内に入ります、気になっていた「愛染明王」と
治眼疾目救済地蔵尊をもう少し見たかったのですが
雨が強くなってきたので、早々に宿に向いました
愛染明王さんは彫るのが難しく、姿の見えない
お地蔵さんの祠を彫ってみました。
お地蔵さんは色んなお仕事をしているようです
1日目は 霊仙寺から十楽寺まで 約38500歩
8札所 (約 26.5 Km)
ハンコは実物大ではありませんひと回り小さいのですが
見やすいように同じ大きさ(横幅)にして表示しています。
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コメント
出た!房州や版「四國偏禮道指南」ですね!
楽しみ楽しみ!
チョットでも身近な地名が出てくるので楽しみです。
板野アタリは高校生の頃河原で化石掘りやってました。
アレは地学部にかり出されたのか?生物部か?
何か知らんけど部員でもないのによくかり出された。
それにしてもやっぱり四国へ行ったですか?
マチュピチュかチョモランマあたりへ行ったかなと思ってました。
投稿: 章魚庵 | 2017年7月23日 (日) 16時55分
四国でしたか~!
私もどこかへ出かけたくなりました。
日帰りで秩父あたりでも行ってこようかしらん。
投稿: 峰猫 | 2017年7月23日 (日) 21時52分
気になるところ・・・なんて言うのが通ですね。
何回も行っている証拠。余裕がありますね!
投稿: mimi | 2017年7月23日 (日) 23時11分
いよいよ「順打ち通し歩き108箇所巡り」の
連載スタートですね。
歩くのは苦手なので6週間もの遍路は多分出来ません。
この「通し歩き108箇所巡り」を見ながら房州や
さんのお供で遍路している気分になりましょう。
季節は若葉のちょうどよい頃です。のんびりお供を
してでかけましょうか。
投稿: aboo-kai | 2017年7月24日 (月) 00時59分
恐竜の化石は出ませんでしたか
安芸市の隣町安田町では
化石発掘場所の見学ができます
道路からしばらく歩かなければなりませんが
入り口まで行って草に覆われた山道を見て
行くのを止めました。
行っていれば恐竜の牙でも見つけられた???
八坂八浜の先「鯖大師宿坊」で泊まりました
投稿: 房州や | 2017年7月24日 (月) 09時41分
海外に行くエコノミーでの長時間飛行が
辛くなりました
夜行バスでも同じくらいの時間乗るのですが
横になれる分少しは楽ですから
海外にも行きたい地域がいくつかあるのですが
ついつい国内になってしまいます
秩父と言えば
林家たい平・夜祭ですか
投稿: 房州や | 2017年7月24日 (月) 09時47分
決して退屈もしてなければ飽きてもいないのですが
視点を変えようと思っているのですが
結果は変わらないかもしれません
投稿: 房州や | 2017年7月24日 (月) 09時49分
ブラブラ歩けば
なんとか歩けるものです
江戸時代の旅人は 約八里が平均で
ちょっと歩ける人は 15里歩いていたそうです
房州やは江戸時代の平均の距離を歩いているだけです
今回は雨にも殆ど降られず
汗びっしょりになりながら歩きました
天気の良いのも善し悪しです
投稿: 房州や | 2017年7月24日 (月) 09時53分
大日寺の本堂の前の大木にぶら下がっている毛虫のハンコは作らなかったのですか?
気になっている物をハンコにした様なので、房州やさんなら、遊びで作りそうでしたが・・・
私、昨日は一日歌舞伎座で避暑していたのですが、残念な事に、外界もそんなに暑く無かったみたいですね。
朝10時に家を出て100メートル程離れた地下鉄の入り口まで歩いただけで、外に出ないで歌舞伎座に行きました。
夜9時に後楽園に着いたら、風が有って暑く有りませんでした。
久しぶりに、夜は扇風機の風で寝られました。
投稿: 閑おじ | 2017年7月24日 (月) 10時16分
大日寺けむしツーーーーの図
気にはなっているのですが
ハンコにして何度も思い出したくはない
「けむしツーーーーーの図」です
けむし・みの虫はいくつか彫りましたが
東京の気温はこちらより3度は高い印象です
田舎に住んでいる房州やは
銀座も新宿も昼間は歩く気になりません
それだけで東京に住んでいる人はスゴイのです
投稿: 房州や | 2017年7月24日 (月) 10時49分