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2015年8月30日 (日)

源平合戦

5回目の通し歩き遍路旅・四国八十八ケ所

34日目(2015年6月9日(火))

行程   宿→高松市内→84屋島寺→85八栗寺→86志度寺→87長尾寺→宿

 

朝起きてカーテンを開ける、外は昨日からの雨が降り続いている

昨日の夕方コンビニで買ったおにぎりと、お茶、ヨーグルト、野菜ジュース

で朝食を済ませ、しっかりと雨支度をして、忘れ物の無いように、

指さし確認をして「忘れ物なーーし」「電気よーーし」・・・・・

広げて乾かしておいた借りたビニール傘を立てかけて、「傘よーし」

靴を履き、電気を消して、雨降る早朝の町へと歩き出した。

今日も残り少なくなった遍路を楽しむぞ

<遍路道の選択>

今日は前回歩いた時迷いそうだったごちゃごちゃした街中の遍路道は通らずに

栗林公園と、高松市役所方面に向かって歩く

途中にもし遍路道の案内シールがあっても勇気を持って無視をすることにした

雨の中で道を探すのは嫌だし

遍路道が何本もあるということは、昔から、お遍路さん達は色んな道を

歩いていたということだろう、地図にある遍路道にこだわることはない

市役所前の公園の角の信号を右に曲がれば後は真っ直ぐR11を歩けばよい

(この道を真っ直ぐ歩けば、高松城跡の公園)

 

<84屋島寺>

84dscn3079(←84屋島寺(晴天時))

 いくつかの橋を越え、いくつかの琴電の電車とすれちがい

 ホテルの角を左に折れ溜池が見えてくる

 ここから屋島寺への上り坂にはいる

毎回毎回この坂道は辛い、が、毎朝の日課で屋島寺までを

上り下りしている地元の人達がいる、頂上近くに箱がありノートに

はんこを捺すのだ、雨の中でも歩いている、物好きと言おうかなんと言おうか、

実に面白い、みんな健康なんだろうな

84128201384c00384150609_0851dscn460384150609_0851dscn4604←84屋島寺には狸の

  夫婦(?)がおります

  (屋島寺境内には

  四国の狸の総大将が

  いるそうです)

平成狸合戦(?)・ポンポコ狸大合戦(?)ってありませんでした 

お参りを済ませ、たぬきの写真だけを撮らせていただき

 

八栗寺への歩き方を考えた、

①急斜面の(鵯越みたいな)遍路道を下るか、

②元来た道に戻って別の遍路道を歩くか の2択だ

 

ええい、尻もちですめば上々と、①急坂(鵯越みたいなコース)に挑むことにした。

晴れていても滑る急坂なのに今日は雨が降っているので慎重に下っていく

最後の難関石畳は、雨に濡れおまけに苔までついている

(今日の宿のおばちゃんに聞いた話では、この坂を下っていた

 お遍路さんが転んで手首を骨折し、遍路を中断したこともあるので、

 気をつけた方がいいよ、と、今さら言われても)

 

この急坂で一度ズルッと滑っただけで、無事通り抜けることが出来た

石材加工場の多い町に、卍洲﨑寺がある

ここは四国遍路の父といわれる「真念さん」の墓があると聞いた

(立寄ったことがないのですが)

八栗寺の麓と八栗寺を結ぶ、ケーブルカーの軌道に沿って

ほぼ直線の遍路道があるそんなに難しい坂ではないし、

晴れた日なら景色の良い一番上にはお迎え大師が待っている

小雨降る今日は源平合戦の場を見渡すことは出来ない。

 

<85八栗寺>

85dscn30810852015c003←85八栗寺

不思議な形をした

 岩山を背にした本堂に

お参りした後は

85150609_1043dscn461185150609_1045dscn461385150609_1045dscn4614←八栗寺の

  お地蔵さん

  代表

  素敵なお顔です

 

本堂の横には、「歓喜天」を祀った聖天堂があります

「八栗の聖天さん」と呼ばれているそうです、どこもうちの聖天さんが

一番だと自慢するそうです

ご存知と思いますが聖天さんは「縁結び・子授け」のシンボルとされています

↑  こんな面長のお地蔵さんの待つ大師堂へ行って、

またもどって来てご朱印を頂く、ここで一休みをしてから、

長い急な下りを歩き、ようやく雨もやみ、

道の駅「源平の里むれ」で昼食をとった

 

海辺の古い家並みを楽しみながら、ぶらぶら歩いて行けば

志度寺が正面に見えてくるが、途中に平賀源内さんの

旧家や記念館があるので、個人的には初めての人は

是非立ち寄って欲しいとおもいます。時間があればの話ですが

(栄荘に泊まると便利、記念館は目の前です)

 

<86志度寺>

860702013c00386dscn308386dscn3085←86志度寺

大きな境内に

入ると木が繁って

森の中にある由緒ある

札所だと感じる

86150609_1245dscn4620_2(おまけ)平賀源内さんの墓

山門を出て、左に

先の出た平賀源内さんのお墓があります

(風来山人・天竺浪人・紙鳶堂風来

・梧道軒・桑津貧楽・福地鬼外・・・)

みな平賀源内の別名でもあります

「嗟非常ノ人、非常ノ事ヲ好ミ、行ヒ是レ非常、何ゾ非常ノ死ナル」 玄白

ここまでくれば、後7Km、今日の歩きは終わったようなものです

じわじわ上っていくR3を歩いて行けば。87長尾寺の横に出てきます

まだ、約束したチェックインの15時には早いので、お参りの後

 

<87長尾寺>:結願に一歩前の寺

87dscn3086←87長尾寺

 広い砂の境内を見ながら

 ベンチに座って時間の経つのを待つ

 約束のチェックイン時間は15時だから

15分くらい前になって、もう、帰って来てるかもしれないと、

宿を覗くと女将さんがいたので、ちょいと早いがと断って入れてもらう

今日は一人だそうだ、明日も一人とのこと

 

<今日の宿>

しばらく部屋でのんびりした後、風呂に入り、洗濯を済ませ

夕食時間を待つ(今回は缶ビールを飲みながらです)

<飲み物は食堂の冷蔵庫にあり、勝手に取って、自己申告します>

今日の宿  長尾寺山門前歩いて10歩  「あづまや」

明日は結願の日だ、晴れると良いのだが

 

No.1180

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コメント

・雄狸ちんちん立派屋島寺
・すべる坂テニスで鍛えた脚がある
・縁結びの聖天さんに用はなし
・源内さん別名多し墓ひとつ

東急ハンズのバーゲンセール。
特に欲しいものなし。ただ充電式電動のこぎり
10200円を買おうかと思ったが、よく考えたら
そんなに使い道ありません。
去年のバーゲンセールでミニルーターを
購入したが、ベルトの穴あけに1回使っただけ
なので、電動のこぎりは涙をのんで
買うのはやめました。sad

投稿: aboo-kai | 2015年8月30日 (日) 13時41分

clockaboo-kaiさん

・狸は狸で人は人で悩み事あり雨屋島
・義経も苦労したのか遍路道
・ガネーシャも聖天と呼ばれ縁結び
・一時代早く生まれてき過ぎたか源内

・後悔は一つだけバーゲンで買わなかったこと
・涙のみ買わずに帰り夏終わる

使い道は買ってから考える
買わなきゃ考えられません
今日もバーゲン期間ではないですか
傘持って出かけましょうか、もう一度

投稿: 房州や | 2015年8月30日 (日) 14時53分


happy01

>明日は結願の日だ、晴れると良いのだが。

「結願」
読み方に自信がなかったので
ブリタニカ百科事典 で検索すると
・けちがん
・けつがん
両方の読み方がのっています。
房州やさんはどっち読み?

結願するとどんな褒美がもらえるのですか。
明日晴れるといいですね。

投稿: aboo-kai | 2015年8月31日 (月) 11時48分

bookaboo-kaiさん

>結願

 房州やは何にも考えずに
 「けちがん」と言ってました
  けちん坊の癌ではありません
  願いが結ばれる「結願」です

>どんな褒美が

 本日結願先着10名様には納経料無料とか
 本日結願者の中から抽選で3名様ハワイ旅行
 とかのご褒美はありません
 aboo-kaiさんスポンサーになりませんか

 結願して持ち帰るものは
 足裏のマメと死んでしまった爪と真っ黒に
 日焼けした手足と頂いたお接待品でしょうか

>明日晴れるといいですね

 今回はいつもより雨の回数が少なかったようです
 雨の量は多かったかもしれませんが
 歩いていると雨も霧雨・小雨だと体が熱くならなくて
 良いものです

・晴れもよし曇りもよし雨もまた良し遍路道
・結願の日雲の流れが気にかかる

投稿: 房州や | 2015年8月31日 (月) 12時56分

6月の半ば頃、四国遍路の装備品、心得、大まかな説明に始まり・・・
気がつけば、2ヶ月半、漸く「結願」の前日までたどり着きましたね!
長々と・・・本当に長々と、細々と、読むのも大変な位の旅日記お疲れ様でした!

行って楽しみ、帰ってきて思い出しながら、ハンコを彫って楽しみ、またブログに綴って楽しみ・・・
一粒で2度も3度も楽しんで・・・流石「達人」です!

行かずとも 御利益有るか 読み遍路
長々と 読むも読ますも 修行なり
難行も 結願迎え 一安堵
最終の 別れ寂しき 読み遍路
次なるは 歩きて 向かう高野山
楽しみは 次なる長き 紀行文

投稿: 閑おじ | 2015年8月31日 (月) 16時45分

book閑おじさん

長いことお付き合いありがとうございました
もう一回だけ遍路にお付き合いください
その次からは楽に読めるよう
短文・箇条書きし簡略化します。

>一粒で2度も3度

 一粒で三度おいしい
 一粒300m
 一本でも人参
 でも一番大変なのは小枝印彫り

返句
・行かずとも思うだけでもよし遍路
・読む修行書くも修行に彫る修行
・続ければ誰でも出来る明日結願
・明日からは何をか書かん房州や
・いざ行かん空海寝て待つ高野山
・これからは短きことを良しとせん

そろそろ高野山に行かねばと思えど
なかなか動き出せずにいます
ついでに京都にも行きたいですね

投稿: 房州や | 2015年8月31日 (月) 18時46分

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