歩道非道
遍路旅で修行中なのですが
まだまだ未熟者ゆえ愚痴の1つも言いたくなる時があります
気にせず、さらっと読み飛ばしてください
長い時間長い距離歩道と言われるものを歩くと色んなことが判ってきます
((前回も同じことを言って愚痴ってますが))
あるいは歩道非分離型
※ 歩きやすい歩道がない
道路のことです
こんな道路のどこを歩くか・・・斜めになった車道の端っこを歩けと!!!
車道はご存知のように太鼓型に作られていますので端っこは
当然斜めです、斜めの場所を歩けと国道を造った人は言うのです
まともに立っていられず驚くほどの急斜面もあります
足の不自由な人・車いすの人・シニアカーの人はまともに歩けません
そんな場所に、排水溝が設置されていたりします
蓋の上を歩けと言っているのかもしれません
排水溝の蓋はコンクリート製又は鉄製でとても固いので足には負担がかかります
だいたい真平らに施工されてなんぞいません
さらに厄介なことには、蓋には穴があいているのです、その穴の大きさが
不幸にも、金剛杖サイズなので、スポットはまって怪我をする人もいるのです
※自動車道路沿いの遍路道の大半はこんな道です
歩行者保護のため(?)でしょう
車道より一段高くした歩道にある
不思議な形状です
道路沿いの家に車が車道に出入りするために、歩道が分断されています
自動車社会ですから仕方ありませんね、理解は出来ます
そのため、歩行者は登ったり下ったりを繰り返すことになります
しかも車道に出るために斜めに切っているため、斜めの歩道を歩かされることにも
なります。
道路面と同じ高さで歩行者の保護対策さへとれていれば
こんな経験はしなくて済みます
※私はこんな時、跳ねたいなら跳ねてみろと道路の端っこを歩きます
その方が楽に歩け疲れないのです
こんな歩道は大抵狭いので、側溝の蓋も歩道の一部とされている場合が多いのです
街中でも良く見かけられますが
道路を造った人が、こんな歩道を歩いてみて感想を聞かせてもらいたいです
広域観光ルートに指定されたのですから、今からでも遅くありません
歩行者の安全のためにという名目で
車の通行を最優先にした
歩行者に負担をかける歩道
未だに県庁所在地のような都市に残されています
自転車は地上面を横断できるが、歩行者は歩道橋を上り下りしろ!と言ってる
町もあります。歩行者にはエレベーターを用意したからそれでいいだろうと
思っていませんか?
※自転車専用横断道を渡ります、自転車を押した人と一緒に
直ちに、こんなアホな設備は設計者の自腹で撤去して、
信号操作で歩車分離進行にして歩行者を地面に戻せ!!と言いたいくらいです
狭い道路でなくても
電柱・信号設備・道路標識
等々の設備が狭い歩道を
より狭くしている
設備だけでなく、本人は良かれとやっている、植木鉢・繁った庭木が
歩きにくくしています、花は敷地の中に庭木ははみ出さないように
都市部では見ることが出来ませんが
本来は道路の両側にあるべき歩道が
土地の都合で片側しかなく、しかも
連続して造れないため、時々、右から左へ、左から右へと信号のない横断歩道を
造って、歩道に渡らせる方式の歩道
又は足つぼ刺激型歩道
道路は平滑でも歩道は大体、凸凹なのが普通です
ですから水たまりを作ってピッチピッチちゃっぷちゃっぷして遊べます
道路が欲しいのだから、道路を作った文句があるかとでも言ってるようで
歩道のことなんか知らん、道の端っこでも歩いときゃいいだろう
分った、作りゃいいんだろう、これでいいだろうと言って作ったに違いない
その歩道を歩いて確かめたことはあるのか、意見を聞いたことがあるのか
頭の悪い想像のない役人はいらん、すぐに辞めてくれ
その前に、せめてこんな歩道を造ってみないか
贅沢を言っているわけではありません
せめて、これ位は配慮して欲しいのです
みんなで考えてみませんか
欲しいのは安全で安心で人にやさしい歩道なんです
1)まともに歩けるように、平らな歩道を
2)車椅子・シニアカーが安心して通れる歩道の幅を
3)歩行者を守る保護設備を
4)自転車も走れる歩道は分離を
5)出来れば膝に優しい舗装材料を
6)街路樹植えるなら、日影が出来て、その分歩道の幅も広く
7)適当な場所に休める場所がある
こんな歩道を造ってみようと思う道路管理者はいませんか?
頭の悪い、管理者じゃ、無理かもしれませんね
考えてみようと思う政治家もいないだろうな、票にならないだろうから
8)超高齢化社会に見合った社会基盤整備を、国立競技場もいいけど
安藤なにがしの推薦するデザインみたいな歩道よりも、普通の
ごく普通の歩きやすい歩道を創ってください
※道路の設計には歩道の設計も出来る人を一緒に
※歩道設置に歩行者の意見を取り入れる制度を
※歩道が出来たら、設計者・施工者・自治体・地元の人・身障者・みんなで
試し歩きをしてみませんか
どうせ、このブログをお役人が見ないのでしょうから
このブログを読んだあなたの知り合いにそんな仕事をしている人がいたら
言ってやってください。 しっかりしろって
自動車しか乗らない「国土交通大臣」は見ないだろうなーーー
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コメント
私は一応土木技術者で道路等の建設に携わっていましたが、四国を歩き遍路した時、このような思いを抱きました。国土交通省四国整備事務所にこのような思いをメールしたことを思い出しました。四国の道は歩く道ではありませんよね。
投稿: かっちゃん | 2015年7月21日 (火) 13時13分
似たことを思っている方がいて良かったです
遍路路の大半が舗装道路ならば
四国がなんとか地域に指定されたのなら
というのも一つなのですが
本来の道路の持つべき機能として
ちゃんと考えるべきだと思います
国立競技場でもめるのなら
歩道でももめて欲しいものです
そして、気持ちよく外を歩けるように
して欲しいと思います
100年後のお遍路さんが同じことを
言わなくて済むよう祈ってます
投稿: 房州や | 2015年7月21日 (火) 13時44分
このブログがきっかけで、歩行者に、もちろんお遍路さんにも
歩きよい道路を造ろう運動が起こるかもしれませんよ。
やがて歩行者に優しい道路が完成して歩き始めのテープを
切るのは房州やさん。
そんな日が来るといいですね。

投稿: aboo-kai | 2015年7月21日 (火) 16時23分
大都会の中心部は道路も歩道もましな方です
東京でも裏通りはきっと一緒でしょう
お偉いさんは表通りしか通りませんし
歩きませんから、こんなことは判りません
みんな歩道はこんなもんだと
慣らされてしまい、不自由な暮らしを
している事に気付いていないのです
今、気付いて声を出せば、
100年後の人達は気持ちよく歩けるでしょう
カソ村の歩道は歩きやすいですか?
投稿: 房州や | 2015年7月21日 (火) 19時07分
「道」は昔、みんな歩く所でした。
戦後、車社会になって道路建設は日本経済の基盤となり、自動車産業は輸出産業の花形で、土建屋と自動車屋が権力と結びついて日本経済を牽引してきた感が有ります。
ついに、自動車専用道路という「歩いてはいけない道」が出現しました。
本来、「歩道」と「車道」が有って、別の構造で無ければならないのに、ほとんどが、真ん中を車が走り、端っこを人が歩く構造になっています。
時々、遊歩道が真ん中に有り、脇を車が走る所が有りますが、特殊な場所だけです。
歩行者に優しい道が出来て、テープカットを頼まれても房州やさんは断って、少し離れた電信柱の蔭から覗いているでしょう!
投稿: 閑おじ | 2015年7月22日 (水) 10時43分
10年経っても、100年経っても
おバカな役人は、そんな歩道は前例がないから
同じものを造り続けるでしょう。
〇〇委員会も信号機の変更などはしないでしょう
その方が、仕事がしやすいし、楽ですから
前例にこだわらず、上司に意見の言える
勇気ある関係者がいたら、「かっちゃん」の
意見を聞いていたでしょう、
そして実行していたでしょう
>テープカットを頼まれても
御免こうむります
投稿: 房州や | 2015年7月22日 (水) 12時25分
きのうNHKのニュースで館山、勝浦が27度、カソ村が35度
と放送したらしい。友人がそれを見ていて心配して電話を
かけてきた。熱中症になるといけんから水飲め!
本当にきのうは暑かった。窓を開けておくと海の方や山の
方からの涼しい風が部屋の中を通り抜けるのに、風が止まって
そよりともしない。この調子で行くとあと5年もしたら
地球は人が住めない星になる。
これは間違いなくイエロースットンです。
房州やさんすっぽんぽんで歩きましょう。
投稿: aboo-kai | 2015年7月22日 (水) 12時50分
昔、誰かが言ってましたね
心頭滅却すれば・・・・・
暑さも、だんだん慣れてくるものです
そのうち、35℃かぁ、寒くなって来たなぁ
炬燵出さなきゃなんて
地球の大きなサイクルからみると
氷河期の順番なのですが
それにしても勝浦は涼しそうですね
山の方に別荘地がありましたね
aboo-kaiさんが別荘でなく
カソ村で暑さを楽しんでるのですね
海水浴客が増えてきたのでしょうね
カメラを持って散歩を楽しんでください
水を呑むのも忘れずに
投稿: 房州や | 2015年7月22日 (水) 13時26分