金剛杖減
第5回目の通し歩き遍路旅・四国八十八箇所
14日目(2015年5月20日(水))
行程 民宿→土佐久礼→そえみみず道→七子峠
→道の駅窪川→37岩本寺→宿(窪川駅前)
朝食時に、この先の遍路道について宿で確認すると、
焼坂峠と大坂遍路道は不通とのことなので、
久礼までは自動車道路(R56)を歩き、
そえみみず遍路道に入ることにした。
いつも買っている国道沿いのおにぎり屋も美味しいのだが
今日の行動食は気分を変えて安和のコンビニで調達すると決めて出発した。
安和から国道を右に折れ、遍路道に入る
そえみみずの遍路休憩所では、沢山あったパンフレットは無くなり
すこし汚れていた(当たり前か前回は2年前だから)
ひと息入れ、
水分補給をし、
山の遍路道に入る。
前回も疑問に思ったのだが、
この遍路道を横切るように高知自動車道が
出来たために遍路道は分断され、
一旦大きく下ることになっている、自動車道路の下を通って
また、急こう配を登ることになってしまった。
久礼坂トンネルが手前側に長ければ、こんなことはなかったかもしれない
まあ、これも修行の道場「土佐」だからしょうがない。
(誰もが言う、あの急な階段はなんとかならないだろうか)
結構長い「そえみみず遍路道」だが、誰にも会うことなく
七子峠に着いた、ここで休憩する
それでもトイレも自販機もあり、椅子もあるので
山道を歩いてきた人にも、国道を歩いた人にも
休むにはもってこいの場所だ
となりの廃ガソリンスタンドの給油設備も機械好きには
たまらない逸品だろう、興味のある人は一休みした後ご覧ください。
しばらく休んでいると、自動車道を福岡の女性遍路さんが上ってきた
あれこれ話をして、もっと休憩したいとのことなので、
先に歩き出すことにした
これから先の道沿いに特別に美しい景色の場所や、
名所旧跡があるわけでもなく
しばらくは緑豊かな風景を楽しみながら歩く歩く歩く、
これも修行か
途中の休憩所で線路を見ながら「アンパンマン列車」が
来ないかとのんびりと待っていたが
上りも下りも普通の列車が通り過ぎて行った、
写した、クリップオン式の
軽量のスポーツ・サングラスです
スキーの時に使ってたものを
遍路の時に使ってます
自動車道は眩しくて目が疲れるので便利です。
窪川の道の駅の先ではアンパンマン列車を見たのに
カメラが取り出せず写真が撮れませんでした
(一度だけ撮ったことがあります、場所は安芸球場前)
道の駅からしばらく歩き3差路を右に進みトンネルを抜ければ
窪川の町になる、岩本寺はすぐだ
前々回は岩本寺で、地図を落としたのだが、親切な人が拾って納経所に
届けてくれ、受取にいったことを思い出した。
((注:大事なものには連絡先を記入しておきましょう))・・・万一に備えて
マリリンモンローの絵だってあります
岩本寺での参拝を終え、近くのドラッグストアで買い物をして
今日の宿に入る、陽はまだ高い
洗濯をしてベランダに干す、その後「木のお風呂」に入り
ビールを頂く、これで今日の遍路は終わった
余談ですが
←金剛杖に印をつけています 先から5cmと10cmの位置に
歩き始めて14日で約2cm減りました
結願までにはどれくらいすり減るのかとても楽しみだ。
皆さんも印をつけてみてはいかがですか?
ささくれ立った部分は道路などにこすり付けて
綺麗にしましょう、くれぐれもナイフで削ったりしないように
今日の宿は、窪川駅近く まるか旅館
美人の女将さんがいます。
1回目は宿坊でしたが、2~5回はこの旅館にお世話になっています。
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コメント
・金剛杖にしるしを付けて遍路行
・健脚も急な階段きついです
・アンパンマンここはやなせたかしのふる里だ
・カメラは首からぶらさげませんか
・モンローもある天井画岩本寺
暑さが戻ってきました。



でも家の中を涼しい風が通り抜けてゆきます。
投稿: aboo-kai | 2015年7月19日 (日) 14時35分
・すり減った分だけ歩いた遍路旅
・石段を上り下りする遍路道
・四国路を走るかアンパンマン
・持ち慣れぬカメラはザックの中にあり
・天井でモンロー遍路を誘惑し
・木が固かったのか金剛杖は思ったほど減りませんでした
・階段は苦手です長くても短くてもです
・色んなアンパンマン列車があり楽しませてくれます
・一眼レフは重すぎます、コンデジですが、いつもは邪魔です
・是非モンローを見に岩本寺へ来てください、最寄駅は窪川駅です
明日よりは80Km先の金剛福寺を目指して歩きます
2日半の行程です
投稿: 房州や | 2015年7月19日 (日) 16時08分
・80キロはマラソンの倍です恐ろしい
・お遍路もそろそろ半分 まだ半分
・それにしてもなぜ歩くのか房州やさん
夕方涼しくなったカソ村海岸をウオーキング

座骨神経痛には6000歩が限界です。
2日半で80キロ、比べものになりません。
投稿: aboo-kai | 2015年7月20日 (月) 11時11分
・長き道分けて歩けば散歩道
・お遍路も土佐抜けるまで長い道
・歩いても歩かなくても一日は一日
・6000歩を積み重ねての遍路路
野宿なら2日もあれば行ける距離ですが
宿で美味しい料理とお酒が楽しみな遍路は
そんなこと出来ません
投稿: 房州や | 2015年7月20日 (月) 13時16分
宿坊には美人の女将がいないので、まるか旅館を愛用している房州やさんの気持ちが良~くわかります!
伊豆長岡温泉の「いづみ荘」という武者小路実篤ゆかりの宿に泊まりました。
高松宮さんも昔、お泊まりになったという由緒ある旅館ですが、経営は大変そうです。
建物を修理維持する費用がかけられない状態の様です。
結構潰れてしまった宿も多く見られ、寂しい温泉街という感じがしました。
投稿: 閑おじ | 2015年7月21日 (火) 10時00分
美人女将じゃなくても
名物女将や名物主人のいる
宿や民宿には何度でも行きたくなるものです
そんなところには人も色んな人が集まるので
それが楽しみで行きたくなることもあります
由緒だけでは暖簾だけでは生き抜くことは
難しいのですね
美味しい料理・気持ちの良い温泉
親切な仲居さん
高くても不便でも行きたいところには
行くものです
きっと
投稿: 房州や | 2015年7月21日 (火) 13時36分