狐は月と
3番目の月と狐を彫って(掲載済み)から
これで遊んでみようと思い
同じキツネに登場してもらいいくつかの「遊び印」を作ってみました
岩の上のキツネ
見かけたのは、そう、月がこんな夜でした
上りかけの月の光を浴びていました
次に見たのは月明かりの下を
草むらの中をどこかへ走っていく姿でした
誰かに会いに行くところだったのでしょうか
追っかけてくる月と遊ぶように
ぐるぐると走り回っていました
きっと何かいいことがあったに違いありません
それはちょうど満月の中で跳ねるようでした
ぴょんぴょん跳ねるのを丘の上で見ましたよ
やがて遊び疲れたキツネは月に照らされて
金色に輝く草の中で寝てしまいました
とさ
無理矢理話にならない話を乗っけて作ってしまいました
サイズ 18×18mm いつもより少し大き目の石でした
急遽、冊子にしてみました 2012.6.14 16:45 追記
うすくて
小さくて
持ちにくくて
読みにくい
冊子に
なりました
縦 75× 横60mm
追・追記 2012.06.15
さらに小さくしてみました
もっと
読みにくいものに
なりました
大きさは名刺の
1/2なので
文字は7ポイントと
さらに細かくなりました、もっと小さいのがいいなんて言わないでくださいよ
小さくても読めるのはこの程度でしょう
おおよそ 縦 55 × 横 45mm
おまけ
タコ糸で乱暴に
綴じていますが
15mmの印を
綴じたものです
ほぼ同じ大きさであることが分かるでしょう
次回は放哉で遊ぶ予定
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コメント
豆本の絵本を作りましょう。
左のページが絵で、右のページががお話。
10ページの豆絵本。
この絵本を、わかさんが読み聞かせしたら

みーんな覗き込んで頭と頭がくっついちゃう。
投稿: 山豚火 | 2012年6月14日 (木) 10時04分
豆本:豆の育て方を書いた園芸書
マメ本:マメな人の一生を描き出した文芸書
まめ本:豆カス紙で印刷した本
豆本:紙が貴重だったころの小さな印刷物
豆本:頭がぶつかり一緒に読書しにくい本
恋人同士にはぴったりの本
と辞書にはありますが
山豚火さんの豆本はどれにあたるのでしょう
投稿: 房州や | 2012年6月14日 (木) 14時12分
やっぱ、うどんは赤い「けつね」に限る。
たぬきそばだぁ?け!あんな天かす入りがか?
どうも表情がキツイせいかタヌキと同じく人をだますけど、
タヌキはどうもかわいげがあると思われる……
しかし、ヤッパ「けつねうろん」は旨い。
投稿: 章魚庵 | 2012年6月14日 (木) 16時46分
「赤いキツネと緑のたぬきそして黄色い博多ラーメン」は誰でも知ってるのですが
「かろのうろんや」で食べる
「けつねうろん」は知らないでしょう
確か博多には「かろのうろんや」という
店名のうどんやがあるそうです。
そういえば
NHKの「おじゃる丸」には
里山から来たたぬきときつねのやっている
うどんやが登場します
讃岐のうどんはコシが自慢ですが
博多のうどんは柔らかいのが自慢だそうです
投稿: 房州や | 2012年6月14日 (木) 18時32分
蔵原伸二郎の「きつね」の詩を思い出します。
きつねはいいなあ。
スリムで。
投稿: 峰猫 | 2012年6月14日 (木) 19時33分
おお〜♪
今朝豆本のコメント書いたら、もう冊子が出来ましたか。
それにしても仕事が早い。
わたしの注文通りの、左に絵、右に文章ですね。
豆本ストアに並べませんか。買いにゆきます。
https://store.retro-biz.com/mame/
投稿: 山豚火 | 2012年6月14日 (木) 19時52分
↓これですね
【 きつね 】
狐は知っている
この日当たりのいい枯野に
自分が一人しかいないのを
それ故に自分が野原の一部分であり
全体であるのを
風になることも 枯草になることも
そうしてひとすじの光にさえなることも
狐いろした枯野の中で
まるで あるかないかの
影のような存在であることも知っている
まるで風のように走ることも 光よりも早く
走ることもしっている
それ故に じぶんの姿は誰れにも見えない
のだと思っている
見えないものが 考えながら走っている
考えだけが走っている
いつのまにか枯野に昼の月が出ていた
→たぬき→きつね→ねこ ですから
「ねこ」もいつかは「きつね」になるのです
気長にお待ちください
投稿: 房州や | 2012年6月14日 (木) 19時57分
急遽、装幀も考えずに作りましたので
実に雑なものです
L版の1/2を一回り小さくしたサイズで
ステープラー止めして
製本テープを張りました
文字を小さくすれば(要拡大鏡サイズ)
名刺1/2サイズまでは出来そうです
ついでに文章のてにおはを少し変えました
投稿: 房州や | 2012年6月14日 (木) 20時04分
ははは・・・本当に偶然ですね(笑)
キツネの絵本が多くて、とりあえず今日は数冊借りて読んでます
あかいきつね、油揚げの味付けが美味しいですね♪
博多や大阪の軟いうどんも、讃岐のも大好きです
遊び印のキツネは、賢い感じです。
最後には悲しい運命の物語ばかりですが・・・
豆本では読み聞かせに使えませんよ~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
投稿: わか | 2012年6月14日 (木) 22時47分
そんなに待たなくても・・・
猫のお姉様は
タヌキ→キツネ→猫→小太りギツネ
痩せてないじゃん!
投稿: 閑おじ | 2012年6月15日 (金) 01時36分
豆本の読み聞かせは
一人ずつ膝に座らせて
読み聞かせるので
時間がかかります
投稿: 房州や | 2012年6月15日 (金) 11時00分
>タヌキ→キツネ→猫→小太りギツネ
→寝坊なこぶた
ああ良かった良かった
元に戻りました
投稿: 房州や | 2012年6月15日 (金) 11時10分
55×45mm
このサイズだと、立派な豆本でしょう。
折角調子がでてきたので

3.7×3も作っちゃいましょうか、でも
ステープラーで留められないかな。
投稿: 山豚火 | 2012年6月15日 (金) 15時26分
一回り小さい和綴じ本を作ったことがありますが
これ以上小さくすると
「遊び印」まで縮小しなくてはなりません
今回はこれまでとしましょう
投稿: 房州や | 2012年6月15日 (金) 17時09分
房州やさんの印判工房の隣りに
製本工房があります。そこには
もう一人の房州やさんがせっせと
和装本つくりをしていました。
隠してもダメですよ。見ちゃったのですから。
その隣りにも秘密の工房があって

もう一人の房州やさんが、仏像を彫っている
らしいのだが、そこは防犯カメラがあり覗けませんでした。
投稿: 山豚火 | 2012年6月16日 (土) 20時13分
惜しい!
もう一回確認しなければいけませんでしたね
東を向いては
小さな石をガリガリ彫り色をつけ
西を向いては
どんぐりコロコロ転がし顔を描き
南を向いては
木をザクザク削り指を切り
北を向いては
しばしスヤスヤ可愛く昼寝の時間
全ては炬燵テープルの周りでの出来事でした
投稿: 房州や | 2012年6月16日 (土) 22時12分