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2012年5月

2012年5月30日 (水)

彫り直し

トーテムポールみたいな虚空蔵菩薩が気になっていたので

他のものと同じくらいのサイズにして新たに作りました

途中経過を写真にとってアップしようと最初は考えていたのですが

彫りはじめるとすっかり写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました

ということで、彫り始めと彫り終わりのみの写真となりました。

  

彫り始めはこんな風です

(先に載せた「木仏手順」と同じです)

20120501  赤・橙・黄に塗られている場所は

  粗挽きするときに切り落とされる

  ことになリます

   

   

    

   

   

    

切り落とすと

20120501_2   

   

   切り落とした後には

   すぐに

   縦横の基準線を引き直し

   姿を描きます

   もう少し彫ってからでも

   良いのかもしれませんが

   慣れないのでこうしてます

   

こんな木片が

20120501_3    

   

   

   

   

   

   

   

   

  

↑檜なので木片から良い香りがして、捨てるに捨てられずとっています

 それに遊びとはいえ仏さまですからね

 

途中経過が無くていきなり完成です

何処にあるかを探してください

  

20120501_5   

  少しだけ

  前回と並びが

  変わっていますが

  なんとなく

  判るでしょう

   

   

   

   

20120501_6    

   もうわかりましたね

   最後列の右端に

   座っているのが

   今回新入りの

   虚空蔵菩薩坐像です

   まだ冠や腕輪などを

   彫りすすめなければ

なりませんが、ここまでくれば出来たも同然です

といって、ほかのものも仕上げをしないでいます

もう一体彫り直ししたいのがあります

それは「不動明王さん」です

次に彫ってみたいのは「誕生仏」 天上天下唯我独尊 

赤ちゃん体型のものを彫ってみたいですね

近日登場予定ということで

それまでは   

暫く仏師もどきでの登場はお休みです

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2012年5月27日 (日)

遊印手順

「遊び印」で暇つぶしをしたいけど、どうしたらよいのかわからない

そんな人だけのために

参考になればと房州やなりの彫り方を書いておきます

(殆どはそんなこと知ってる当たり前のことですが、たまには整理することも大事かと)

道具は一般的な篆刻用具で一度紹介しているので今回は

彫って色をつけるまでの流れを見てください

20120416001

面倒なことや、特殊なことは一切ありません

やれば誰でも簡単に出来ます

今から道具を揃えれば、6月の終わりころには

あなた好みの「彩色遊び印」がいくつか出来上がっています

(↑ A4で印刷すれば丁度よい大きさで見ることができます)

絵を描くときも自由に彫り方も自由に捺し方だって色付けだって自由にやりましょう

「遊び印」なんですから

印泥がないときはカラーのスタンプインクも面白く出来上がります

朱・赤・黒・緑・青・黄・・・・・・何色で捺しても良いでしょう

さあ、いろんなあなただけの楽しみ方をやってみましょう

篆刻の小難しさも約束事もなんにもありません

   

何か質問はありますか?

まだ彫っていないので質問することがないですか

出来そうだな、と思ったらやってみましょう

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2012年5月24日 (木)

木仏手順

木彫りの仏像(文殊菩薩)を作った時の様子をご覧ください

元のデザインは剣と巻物は別に彫るようになっていますが

一木作りにしました

0.準備

20120518   材料の木は

  正立方体の材しかないので

  対象の大きさに合わせて

  必要な大きさに切断します

  (面倒なので 1/4にしました)

  このサイコロ状の材木も

  それぞれの角が90度に成型されて

いるわけではありませんが、そんなことは気にせず、だいたい1/4に分割します

20120518_2   

  ノコギリで切った面には

  線や絵を描きにくいので 

  平らになったかなと思える程度に

  軽く鉋をかけておきます

  なるべく4面が同じくらいの幅に

  なるように、    普通はなります

1.準備のできた20120414 角材の4面に

  等間隔で縦横に線を引き基準線とします

2.そこに彫る対象となる絵を描いていきます

    縦横の等間隔の線が見えますか

  この縦横の線が、側面・背面を彫るときに

  ずれないようにする重要な役割を果たします

3.荒削り   

  ①顔の左右は、耳より外には何もないので

   (画面では)すでに切り落としています

                             

20120414_2 20120414_3  トースカンを使って水平の位置を

 正確に出せればよいのですが  

 若干のずれはあっても  

 大まかに線の上で

 繋がっていれば

 この段階ではOKです  

 本来の剣は真っ直ぐなのですが

 顔を彫るときに剣が邪魔で

 彫りにくくなるため

 剣を斜めに持たせることにしました

 もう少し右手を前の方に出しても同じことになるのですが     

 バランスをとるためには左手も前に出す必要があります

20120414_4   

4.横から見た形を曲線に彫る

  ノコギリを使って櫛の歯のように切込みを

  入れ鑿で削る方法もあります

  (←左の何も書いていない面は、彫っている時の

  背面の様子です)

  下には、わずかですが縦線のなごりがあります

5.この線が残っている時に縦横の線を引き直し

  削ってしまった下絵を描き直しますもう一度、線を引き直し

6.削って線を引き絵を描く  

  こうして、彫っては描き、彫っては描きを何度か

  繰り返していけば、徐々に全体の形が角張ってはいますが見えてきます

   

7.頭や体を丸くするには、4つの角から削って行く方が簡単に形が整います

  四つの角の次は八つの角・・・・とやっていけば、丸みをおびた

  仏さまの体がだんだん出来上がっていきます

  少し削っては線を引きをここでも繰り返し上下左右のバランスをとります

  ポイントは全体を見ながら均等に彫りすすめることでしょうか

20120414_5   ←仕上げ前の状態

  細かな修正やバリ取りを行う前の

  状態ですが、なんとなく形になってきました。

  最初に四角い木に描いた時と

  立体になった時でイメージが

  違っても気にしないことです

  作っている最中で、少々形を変えても

  構わないでしょう

  仏師ではなく素人ですから 

                   それに自分用ですからね

20120414_6   

   右手には剣を

      一木作りで持たせることができました

   左手には巻物を持っています

  ここは、剣と巻物を別の木で作り後で

  手に穴を開け差し込むこともできますので、やりやすい方法で

  作ってみてはどうでしょうか?

20120414_7  20120414_8

  形を整えて色をつけると 

  もっと愛着がわく 

  仏像になるでしょう 

   

   

  

  

どうです

ひとつ作ってみようかなと思いませんでしたか

1)材料は扱いにくい安物の檜のサイコロの1/4

      (別にサイコロ状の木を探す必要はありません)  

2)鉛筆・細いサインペン・鋸

3)彫刻刀の切だし・丸刀・・・(荒削りにノミがあれば便利です)

があればそれで十分に楽しめます

大げさな道具は不要ですから、気楽に始めることが出来ます

但し、切れにくい刃物を扱うと怪我をする恐れがあります

砥石でよく砥いで切れる刃物で木を削って仏さまを彫りだしましょう

この程度ならできるでしょう   

さあ、やってみませんか?

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2012年5月21日 (月)

出窓の仏

本日金環日蝕を見ることができましたか

残念ながら当地は厚い雲に覆われていました

    

これまでに紹介した20体程の

仏さんみたいな木彫りの置き場所は小さな出窓です

カーテンの前にぎゅうぎゅうづめで窮屈に並んでもらってます

厳かな雰囲気には欠けますが

我家では陽の当たる良い場所です

20120411_7

 お寺で仏像を見るように顔が影になるようにして写してみました

 ↓   上から覗き込ん写してみるとこのようになります

 このような形で仏様を拝見することはありませんが

 お顔をはっきり見せないようにして恥ずかしがりやの仏さんたちに配慮しています

 20120411_8

  今、文殊菩薩を彫っているのですが、剣と巻物を持ってるので

  一木作りでは素人には難しいのです

  ※剣を持つ不動明王では失敗して少しだけ顔を削ってしまいました

  本当の仏像作りにはいろいろな約束事があって難しいものと聞いてますが

  こんな仏像があってもいいのではないかと思います

  

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2012年5月18日 (金)

仏像集合

こんなものまで作っていました

お地蔵さんの集合写真の後は仏さんの集合写真です

ほぼ同じタイミングで作りましたのでご紹介します

あらたまって紹介するほどのものではもちろんありませんが

今回は大日如来さんほかに集まって頂きました

お地蔵さんと同じく檜のさいころを4分割して彫っています

20120411_3     

    

     

     

    

     

千手観音・白衣観音・大日如来・阿弥陀仏のように見えますか?

最初は少なかったのですが

お地蔵さんと同じでいつのまにか↓こんなに増えました

が、オリジナルデザインのものは2体しかありません

図書館で借りた本を参考にしましたがその通りにはせず、

飾りをつけたり外したり、目や口の形を変えたり

少し顔を丸くしたり(いやふっくらとさせてみました)

それにあわせてお体も腕も少しだけふっくらとさせてみました

房州やなりに楽しんでみました

褒められるような出来ではありませんが(誰も褒めないでしょうが)

気に入ったのもあります

20120411_5

これから、サンドペーパーを買ってきて磨いたり、

美顔整形したり整髪したり衣服の皺を整えたりとしなければならないことがありますが

いつのまにか仏さんたちも増えてしまいました

みんな手のひらサイズでアンバランスなお顔と体ですが

これもまた良きかな良きかなと思っています

柱の上に座っている虚空蔵菩薩さんと同じ木で根付のようなもののナスが出来ています

(2回前の「根付追加」に戻って探して下さい)

初めてで20体は多すぎかもしれませんが、勢いが肝心ですから   

    

仏像ついでに    

連休後に出かけた

宿での暇つぶしはこれです

20120514    

   石の大きさは

  15×15mmです

  後ろの印床の大きさは

  55×75×47mm

  檜の仏像と同じものも

  あります

  探してみるほどは似ていません 

   

   

   

急用のため、残念ながら無料の博物館は楽しめなくなりました

   

   

  

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2012年5月15日 (火)

地蔵集合

100句の合間の気分転換に根付だけでなく

仏像に似たものもいくつか彫ってみました

安い(160円弱/個)さいころ状の檜材を買ってきて縦1/4(十文字)に割って

1個から4体を彫っています・・・・40円弱/1体で経済的でしょう

檜の香りは良いのですが、さすがに安い木はいけません

このさいころには材質に問題があって、硬い所と極端に柔らかいところがあり

私には大変彫りにくいのです

多分、材の中心部は彫り物には使わないのではないでしょうか

随分前に根付の残材の黄楊でお地蔵さんを作りましたが

今では檜のものが多くなり、このようになっています

20120411_2

↑ 左から4番目が最初に彫ったもので、左から2番目は房州やのお地蔵さん印の

  イメージを立体にしてみました(黄楊材)、遊び印に飽きると根付のようなもので

  遊び、また飽きるとお地蔵さんを作っているうちに

  いつの間にか増殖してこのようになりました

  左側の6体は合掌

  右側の4体は宝珠や数珠を持たせてみました

  六地蔵をと思いましたが、

  錫杖は一木ではとても難しくて私には彫れません

  指には知らない間につけた小さな切り傷・刺し傷・彫刻刀タコが出来てました

  貴方もやってみたくなったら、すぐにやってみましょう

  結構面白く閑もつぶせます   

   

   

 

暇人上野に集合しませんか?

20120518001   

←5月18日は国際博物館の日

だそうです。

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

と、いうことで、特別展は入れませんが、常設展を見て回ろうと思っています

科学博物館→国立博物館→お昼は藝大の学食→西洋美術館・・・う~ん

悩みますね

  

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2012年5月12日 (土)

根付追加

100句を彫る合間合間に

少しずつ彫っていた「根付みたいなもの」になる予定の

仕掛品の数が増えました

修正もせず磨きもせず、ましてや色付けもしていない

中途半端なものです

登場はするものの、なかなか出来上がりません

20120411    

(左下)たけのこ 4本   

(右下)なす    4本

(上) サンタさん 2本

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

大きさはこれくらいです、スケールをつけましたので

他の「根付みたいなもの」の大きさを想像してください

20120411   

   数cmの大きさです

 小さなナスより、筍は小さい

 小根付の部類に入るのでしょうか  

 穴のあけ方によっては

 ストラップにもなるかもしれません

  無垢のままですから

  今が季節の筍には夜叉と茶粉を塗り

  茄子には茶粉をすこし濃く塗ったり

  サンタさんには赤と白を塗りましょう

  つるつるになるまで磨いたり

  まだまだ楽しみは残ってますが

  進みは遅いのですが少しずつ進んでいますし増えてもいます

   

  象牙みたいな感じの木の実は白蛇をイメージして

  削りはじめましたが、握りにくく彫刻刀の刃では強度が足りず

  やはり専門の用具がいるのでしょうか

  なかなか手ごわい奴で苦戦しています   

   

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2012年5月 9日 (水)

ともかく

番外編として

15mmサイズより少し大きめの石に彫ったものを並べてみます

  

  今回は山頭火の句を途中で切らずに全部彫っています

121c003   

   「けさはよい日の星一つ」

    

   

 

130c003   

   「たたずめば風わたる空のとほくとほく」

      風の過ぎていく向こうに歩き出そうか

      今日はいい日になりそうだ

132c003   

  「ともかく昼寝の枕一つもつ」

    

   

  

140c003   

   「ほつかり覚めてまうへの月を感じてゐる」

    

   

   

  

山頭火の句入りの遊び印を100+4を載せました

もう少しだけ彫っているのですが

十分に飽きたことでしょうから、記事のない時にポツリポツリと

載せていくことにします

段々アイディアもなくなり、時には面倒になりましたが

なんとか終わりましたので、次回からしばらくは「遊び印」以外を載せて

いこうかと思います

045c003   

只今外出中(本当に出かけることにしました、ちょっとそこまで) 

ちょっと畑まで出かけておりますといった感じです

週末には戻ってきます。(予定です

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2012年5月 6日 (日)

鴉とんで

今日6日で連休も終わり

少しは行楽地も静 かになるでしょう

  

そして、「山頭火句入り100遊び印」も100顆めになり

目標の数に到達しました。

   

  

98.風は海から吹きぬける葱坊主

116c003   

  かすかに潮の香りが   

  たしかに海の風が吹いてくる 

   

99.鴉とんでゆく水をわたらう

117c003 118c003    

   再びの四国へ遍路に

   不思議と何度も行きたくなるものなのです

   

  

100.今日いちにちのおだたかに落ちる日

119c003    

   沈む夕陽で100句目

   100句目にふさわしい句で

   丁度良く終わりました

   

   

これで100句は終わりました。

長いことお付き合いいただきありがとうございました036c003 

結局130位は彫ったでしょうか

彫るのも疲れましたが

見るのはもっと疲れたでしょうね

大型連休も今日で終わり、明日からは観光地も少しは静かになるかな

普通の暮らしに戻ってください

100個記念に明日からちょっと出かけてきます

本当に混んでいないかなぁ 

   

   

九州地方の人へ展覧会のお知らせです

20120506in001   

 

 

   

 

 

   

   

 

日韓作家交流展 「同行展 in 柳川」が開催されます

 墨彩・切り絵・陶器・磁器等々

場所:あめんぼセンター・ギャラリー  柳川図書館内

日時:5月8日~13日

川下りのついでに、鰻を食べに行ったついでに

暇があれば行ってみませんか053c003_2

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2012年5月 3日 (木)

蟻の行列

連休も後半に入りました

相変わらずイベント会場には行列が出来て

高速道路の渋滞がニュースになっていますが

でかけない房州やは

気分が良ければミニサイズの家庭菜園の手入れでもしましょうか

それともいつものように近所をぶらぶら散歩でも(傘をさして)

無理かな

   

94.炎天のはてもなく蟻の行列

112c003   

  濃い影のある陽盛りのなか

  蟻の行列するをじっとながめる

  

95.おもひでがそれからそれへ酒のこぼれて

113c003    

   久しぶりの酒を口に

   一杯のつもりが

   

96.お山のぼりくだり何かおとしたやうな

114c003   

   何にも考えることもせず

   ただ山をのぼり山をくだり

   

97.笠にとんぼをとまらせてあるく

115c003    

    トンボはついてくる

    そしていつのまにかいなくなる

  

残りは3句、いよいよ次回で完結

  

桜も青森から北海道へ

さくらのはんこのいくつかをまとめてご覧ください

20120413001   

  今年の桜を

  思い出しながら

  ご覧ください

  登場したものあり

  そうでないものもあり

  

  

  ほとんどが

  昔々に作ったものです

   

  

   

   

20120413001_2   

  

  こんな遊びも

  いくつか

  やってみたこともありました

  最初は唐草模様でしたが

  色んな模様に

  挑戦したことがありますが

  なかなかうまくいきません

  

  

   

   

   

   

これから連続印作りをやってみたいと

  思った人に一言伝言

1)印面の四つの角をきっちり90度に

    そろえること

    それだけです、買ったままでは角度がそろわず連続性は出ません

(房州やは面倒なのでそんなことはしませんでした)

2)印面に描いた絵をコピーしてずれていないかを確認すること

(これもやっていませんので失敗からの教訓です)

3)捺すときは印矩等を使い縦横をそろえること

※房州やは面倒なので未だに1)も2)も3)も実行していません

 几帳面で忍耐力のある人は出来ると思います

 頑張って結果を連絡してください

   

   

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