印・モリカズ・蟻を観察
夏の暑い日中に熊谷守一さんは
きっとこんなことをしていました
いや、していたに違いありません。
庭に出て
木蔭に座って
蝶の飛ぶ様や木の葉の光りを
じっと見つめていたのではないでしょうか
そして、あるときは、じりじり照りつける太陽の下で
蟻の行列をじっと見つめていたことでしょう
地面に腹ばいになって、あきることなく
そして
ついに
見つけたのです
蟻が動き出すときに、最初に動かす足は
どの足であるかを
全部 15×15mm
クマガイモリカズさんの描いた蟻ではなく
蟻を観察する熊谷守一さんでした
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コメント
よく感じが(イメージ)出ていて、ステキです。
きっと、こんな感じでひがな一日、ムシなどを観察しておられたのでしょうね!!
麦藁帽子の夏。
今よりは日向の暑さも少しはましだったのでしょうか?
汗の滴りが感じられます。
投稿: 森のどんぐり屋 | 2010年7月20日 (火) 14時30分
房州やさん。。。
「熊谷守一画伯」懐かしいお名前ですね~。
私もお名前だけは知っていましたが・・・。
それにしても自由人で自然観察が大好きだった画伯そのままのイメージが
こんな小さな印に良く表現されていて
何時もの事ながら感心してしまいます。
好奇心旺盛で植物や虫の観察が大好きな「〇〇望」さんとクマガイさん・・
何だか重なってしまいそうです。
ここのところBlog仲間がお休みだと房州やさんもお野菜談義が出来なくて
何だか寂しいですよね~。
私もBlogを始めて、最初からのBlog仲間ですから何だかとても寂しく思います。
一日も早い復帰を心から願わずにはいられません!
投稿: mokoママ | 2010年7月20日 (火) 14時48分
暑い日が続きますが
モリカズさんは、こんな日が
好きだったのかもしれませんね
こうして、じーッと見つめていると
本質が見えるのかもしれません
相手だって見せてあげようという
気になるのでしょう
昔は道路もアスファルトで覆われることもなく、
クーラーの排気もなく
緑も結構あってそんなに暑さを
感じなかったと思ってます
投稿: 房州や | 2010年7月20日 (火) 16時51分
〇〇望さんの野菜日記が更新されなくて
淋しいですねェー
こんなブログでも見ていてくれれば
良いのですが
朝顔が咲いて
涼しい麻を迎えているようですね
投稿: 房州や | 2010年7月20日 (火) 16時55分
木の下のモリカズさん、コロポックルみたいで素敵です。
借り暮らしでしょうか。
「さいしょの足」の蟻、可愛いなあ。
投稿: 峰猫 | 2010年7月20日 (火) 17時04分
>借り暮らしでしょうか
「本暮らしのモリッティー」ではないでしょうか?
奥さんもその辺にいるはずですよ
さっきまでご一緒でしたよ
>さいしょの足
蟻のようで蟻でない
ありえない蟻を彫りました
「赤蟻」というモリカズさんの
絵があります
それの一部を彫りましたので
順調にいけば明後日登場か?????
それにしても暑いですね
言っても涼しくはならないのに
暑いですねえ
投稿: 房州や | 2010年7月20日 (火) 17時37分
この蟻、上目遣いでクマガイさんを
見上げていますね。
何か言いたげです。
蟻は地面の上に出たり入ったり
出たり入ったり、また出たり、入ったり、
また出て入ったり・・。
クマガイさんもさすがに観察に忙しかったでしょう。
私が通っていた中学校の近くに
お住まいだったんです。
でも、仙人の噂はあったかなあ・・?
投稿: ひろみママ | 2010年7月20日 (火) 21時55分
千早に通学していたのですね
仙人には会いませんでしたか?
いつもこう言ってたそうです
「おれが死んでも、めそめそするな」
百まで生きていたら
どんな絵を描いてくれたでしょうか
30年以上も前に亡くなった画家なんですが
一度お目にかかりたかった
通学途上でも
投稿: 房州や | 2010年7月20日 (火) 22時19分