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2010年6月19日 (土)

俳句・一茶・蛙

一茶の句ではんこを作ってみました

俳句の表面的な文字のままに、深い意味など考えることは決してせず

ただただ、印面に俳句の五七五の文字と

そこに登場する、小林一茶が見たであろう

小動物を無理やり押し込んで「遊び印」にしてしまいました。  

    

C001_5   

「ゆうぜんと山を見る蛙かな」

   蟇蛙がぴったりの感じがするのですが

   大昔、古い家の庭には、主のような蟇蛙がいたそうです。

C001_6

「遠山が目玉に映るとんぼかな」

   さて、蜻蛉は何トンボ

   ゆうゆうと飛ぶヤンマか、シオカラトンボ

   目は青い空の色にして

C001_7    

「戸を〆てづんづと寝たりかたつむり」

   角だせ槍だせ目玉だせの声にも

   いつまでたっても、じっと殻の中にはいったまま

   とじこもりの カタツムリ

C001_8  

「大螢ゆらりゆらりと通りけり」

  ふわりふわり

  ゆらりゆらり

  真っ暗闇に浮かぶ淡い光りが

  ふわりふわり

  ゆらりゆらり

  

蛙・蜻蛉・蝸牛・蛍の俳句でした。

いつものように、ひねりも工夫も何にもない図柄です

少し大きめの石に彫ってみましたが

初めての一茶の動物の句でした。

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遊び印(俳句)」カテゴリの記事

コメント

房州やさん。。。

このハンコは石に彫られたとの事ですが・・・色合いも綺麗で流石、
とても素晴らしい出来映えですね~。

一茶の句と小動物の絵がとてもマッチしていて・・・尚一層、句を引き立ててくれている様に思います。


 「大蛍 ゆらりゆらりと 通りけり」

昨年、南房総のホテルで暗闇の中で沢山の蛍の乱舞を見せて頂き、とても感動した事をふと思い出しました。
 
まさに「ゆらりゆらりと」乱舞する様は、とても幻想的でした。

投稿: mokoママ | 2010年6月19日 (土) 22時16分

俳句17文字に小動物を彫り込んだ印。
一茶の世界が生き生きとよみがえります。
房州やさん、これすごくいいですよ。
当分この路線でいってください。

21日から3日間ワタシのブログで
「房州やミニ遊印展」を開催しますので
覗いてみてください。メールで送られて
きた印を勝手に並べてみました。
その間、ワタシはヤボ用で出かけてきますpig

投稿: 山豚火 | 2010年6月20日 (日) 10時55分

sprinklemokoママさん

南房総のホテルも
趣向を凝らしたお招きをするものですね

蛍狩りにいくと
notesほーほー蛍こい  なんて
唄うのは何故でしょう

小動物の顔を思い出せなくて
かなりの手抜きになってしまいました

投稿: 房州や | 2010年6月20日 (日) 17時32分

rain山豚火さん

このところ毎日サッカーのTV観戦で
疲れ気味です

>ヤボ用で出かけてきます
 
 野暮用とはやはりあの方面の野暮用
 でしょうか
 それならば詮索するのは
 止めましょう

>3日間

 3日間は耐えられないのでは

投稿: 房州や | 2010年6月20日 (日) 17時35分

一茶もいいですね。
一番上の、蛙の顔がとくに好きです。

房州やさんは色使いが本当に上手です。
私は色気が欲しい。

投稿: 峰猫 | 2010年6月20日 (日) 21時17分

typhoon色気充分な峰猫さん

かえる顔の
「とのさまがえる」がお好きですか?
それとも「がまがえる」でしょうか
やっぱり「あまがえる」も忘れてはいけません。


田んぼでは、かえるの大合唱が
聞かれます、峰猫さんの地元では
さぞかし賑やかではないかと
察します。
サッカーで寝不足なので、ぼーっと
したままキーボードを叩いています。

投稿: 房州や | 2010年6月20日 (日) 22時25分

>3日間は耐えられないのでは

ヤボ用の3日間なら耐えられますよ。
よろしかったら、会場でサイン会を
してくれるとうれしいのですがpig

投稿: また山豚火です | 2010年6月21日 (月) 02時32分

coldsweats01また山豚火さん


私も野暮用を作って?
出かけるとしましょう
雨の中で、行くところがないだろうって
そうなんですが

早く帰っておいで

投稿: 房州や | 2010年6月21日 (月) 11時12分

ご無沙汰してます!
にゃんこも昨日、蛍を見て来ました。
でも、どう頑張ってもデジカメには写ってくれませんでした。
しかたがないので、心の中に焼き付けて・・・なんちゃって!

房州やさんのはんこのように、とっても幻想的でした。

投稿: にゃんこ | 2010年6月22日 (火) 07時21分

ゆうぜんというより、好奇心そのままの蛙。

自分で目を回しそうなトンボ。

テコでも動きそうにないカタツムリ。

ぶら~んと、一つ目小僧のふりをする蛍。

なんだか、好きです。

一茶のせいでしょうか?

放哉のときにはない

突き抜けた<あっけらかん>があって

茶目っ気を感じてしまいました。

風流を心得てないと叱られるかな・・。


投稿: 七海 | 2010年6月22日 (火) 07時33分

rainにゃんこさん

蛍狩りとはおしゃれなことをしてますね
捕まえて、手の平にのせると
また哀れな光りが良いものです

好奇心旺盛なにゃんこさんは
次は何処へ行くのでしょうか

投稿: 房州や | 2010年6月22日 (火) 07時51分

wave七海さん


かえるの目玉はすっとぼけていて
何処を見ているのかわかりません
雨のふらない日のカタツムリは
じっとしていて動きません
蛍はちょうちんをぶら下げて
誰かのところへ飛んで行きます
さて、とんぼは高い空を
なんのために飛んでいるのでしょう

投稿: 房州や | 2010年6月22日 (火) 07時54分

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