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2010年4月 8日 (木)

行乞僧・橋

さくらの花の終わりの頃

花びらの流れる吉野川で

男は沈下橋を渡っていました。

Z128c2010

  (size  15×15mm  青田石)

  

「ふたたびはわたらない橋のながいながい風」---山頭火句

   

川は穏やかな顔をみせて、ひかりながら流れてゆきます

僧はひとり黙って橋を渡ってゆきます

水に映った影も黙って橋を渡ってゆきます

僧は再びの四国へ乞食の旅に出たのです

これが最後の旅になる、そんな予感がしています。

花が咲き草が萌える春なのに

    

 

吉野川や四万十川には、この絵のような沈下橋があります

さあ、あなたも、四国に渡って、こんな橋を渡ってみませんか

10番から11番への道にもこんな橋があります

もし行くことがあったら川原に下りて、靴を脱いで

水に入ってみましょう、魚が寄ってきますよ

キラリと光って跳ねたりします

  

 

橋はむこうとこちらをつなぐもの

人と人を文化と文化を心と心を

 

 

文字も絵もなるべく技巧に走らないように

(考えなくても稚拙です)

 <印材を買う>  

先日、所用があって、江戸へ出かけた折

用事のついでに「印材」を求めてまいりました

100余個買い求めましたが重たくて持ち帰るのに大変でした

(ほぼいつもと同じ位の数ですが)

(ついでに半紙等も買ったものですから)

これから

1)全ての印面を磨き(荒・中・仕上げ)

2)朱墨を塗り

3)しばらく眺め  (この間が大切・・・疲れたから?)

4)何を彫るかを決め、(途中でコロコロ変わりますが)

 -① まず印材を何ブロックかに分け、印面に鉛筆で粗く描き

 -② しばらく時間を置き、心を落ち着けて

 -③ 墨で清書し(失敗すると2)朱墨を塗るに戻る)

 -④ それを本当に彫りたいかどうかを考える時間を置き

 ※この時間が一番楽しいのかもしれません

5)一ブロック分をほとんど一気に彫ります(数はその時々による)

    ①そのため何度か篆刻刀を研ぎます

   ②印面の線にはなるべくこだわらずに彫ります

   ③これを何回か繰り返します

6)補正を加えます

   一度朱泥で紙に捺して、汚れを取ったり補正を加えます

※これで彫りは終わりです。

  暇つぶしの材料は揃いました、でも4月は結構忙しい

  彫る楽しみは取っておきましょう。

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あの人は(托鉢僧)」カテゴリの記事

コメント

おお〜!
なにやら今までと意気込みが
違うようですね。
100個の石から、どんな素晴らしい
印が生まれるか楽しみです。


それにしても、印を彫るのも準備が
大変なのですね。
江戸からの荷物運びが大変でしたら
船を頼んであげましたのに。pig

投稿: 山豚火 | 2010年4月 8日 (木) 09時56分

snail山豚火さん
  
 
石は買ったが
彫る気になれず
昨日も今日も
ただ見てる 
 
 
春は
なにかと
心そわそわ
集中できません
 
 
週末は
テニスにサッカーに
最後の花見 
 
 
たいして
忙しくもないのに
なんとなく
忙しい春です

投稿: 房州や | 2010年4月 8日 (木) 12時15分

印材100個に半紙は、重いですよねえ。
昔は印材を売っている店も少なくて、
大阪なら丹青堂、東京なら鳩居堂だった
のですが、その後、ジョイフル本田の
宇都宮店、幸手店にクラフトコーナーが
できて、安くて気軽に買えるようになり
重宝しています。もっとも、買っただけ
彫れるというわけでもないのですが。
房州やさんの行きつけはどこでしょうか。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2010年4月 9日 (金) 12時44分

100個ですか~!?
今年もやる気(彫る気)ですね、房州やさま。

二度と渡らないだろうと思いつつ、覚悟しての川の上。
無常の世界・・・・。

まだまだ100個、彫って、それでもまだ道の途中だぞという幸せなひともいる。
それを見ることが幸せの私。

あ、荷物が重たかったらマンモスに運ばせますよ~。(^o^)丿

投稿: 柳女 | 2010年4月 9日 (金) 13時04分

snail埼玉の酔仙さん

  
ジョイフルのクラフトコーナーで
印材を売っているのですか?
日本一地価の高い東京の鳩居堂の
印材はきっと高いのでしょうね

印材は重いので
通販で買うほうが多いです
多分最安値のものを
例えば、青田白章(B級品)15×15mmで
80円程度の安物です

投稿: 房州や | 2010年4月 9日 (金) 17時14分

snail柳女さん
 

100個あれば
多分2ヶ月位は楽しめます
平均すると 2個/日ペースですから
毎日、彫れれば良いのですが
いろいろありますので
まとめて彫っていますが
年を通してみると、これ位になってます
去年も一昨年も、旅をした年もしない年も
 
マンモス貸していただけますか
海は泳げるのでしょうか 

投稿: 房州や | 2010年4月 9日 (金) 17時20分

日和佐の(ローカルだな~今はこの町名も消えた)おふくろの実家の
近くにも沈下橋があった。
手すりも何もないので水が多い時は子供心に少し怖かった。

おお、石100個か~怪力だな~
ひ弱な私だと何個も持てない……!
って、そういう話じゃないだろが!

成田(正しくは富里にあるのだけど)のジョイフルにも印材売ってる。


投稿: 章魚庵 | 2010年4月10日 (土) 17時46分

snail章魚庵さん

 
実は
 
 
>石100個
   
背の高い石(寿山石)が10個程
含まれていたので、鋸で半分に切って、
20個に増やしました。
少し背が低くなりましたが
得をした気分です。

 
富里にも石を売ってますか
近所のジョイフル本田には 
無いような気がします 
今、改装中なので、ひょっとしたら
売り場が出来るかもしれません
期待しないで待ってみます

>沈下橋

 日和佐川の上流ですか
 自転車でスイスイ行く人も
 いますね
 風情はいいのですが
 洪水が多かったのでしょうね
 

投稿: 房州や | 2010年4月10日 (土) 19時57分

都会に住んでいると「沈下橋」という言葉にすら馴染みが無くて、調べました。
あっ、あの橋のこと?
息子の大学に行くとき通る橋。
(車かバイクで通学している)
欄干が低くて、車がすれ違えなくて、冷や冷やしながら渡る橋。
欄干が低いのには理由があったのですね。
勉強になりました。

投稿: 峰猫 | 2010年4月10日 (土) 20時25分

snail峰猫さん

さすがに彩の国の住人は
ご存知ありませんね 
そして
「沈下橋」を調べましたか
(絵はありましたか)
 低い手すりがあったり
 まったく無かったり
 高さのあるもの低いものも
 ありました
 幅も広くはありません

 息子さんの大学に
 行くときに落ちたりしないように
 気をつけてください

投稿: 房州や | 2010年4月10日 (土) 21時17分

<再びは渡らぬ橋と覚悟して>

思えば、日々の暮らしとて、再びは帰り来ぬ時間の連続でした。
年をとると、なおさらにそれを感じます。

投稿: 森のどんぐり屋 | 2010年4月11日 (日) 12時37分

snail森のどんぐり屋さん
 
 
捨てたはずの荷物をいつのまにか
引きずっている、そんな日々です

「捨てきれぬ荷物の重さまえうしろ」

 
そろそろ、そんな歳なのですから
(どんな歳かは秘密です)

投稿: 房州や | 2010年4月11日 (日) 21時22分

カトマンズからポカラに向かう時です。
土砂くずれでバスが通れなくなり、
やっと一人だけが通れる長~い橋を渡って移動しました。
あれも沈下橋でしょうか。

ベトナム戦争のときは、
アメリカ軍の飛行機から見つからないように
橋は水面下に作ったとか。
これは、沈下橋の知恵からでしょうか。

我が家のそばの川に
普通の橋のほかに
ちいさなちいさな橋(板)があります。
だれが渡るのか
いまだに分かりません

雪の日に
鳥の足跡でも残っていれば
大喜びするのですが。

投稿: 七海 | 2010年4月13日 (火) 16時04分

snail七海さん

 
幅の狭い板の橋はたわみます
すれ違うのがやっと、
そんな狭い橋を自転車で渡る高校生を
見ました→遍路の途中でした 
 
わたしはせいぜいスキップくらいです
 
雪に残る足跡を見て
新たな絵が頭に浮かんでくるのでしょうね

投稿: 房州や | 2010年4月13日 (火) 19時01分

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