冊子・宿題分
昨年からの宿題をようやく片付けました
思い立ってはや一月、色々な出来事の合間に
まとめてやったり、ぽつりぽつりやったり
なんとか、昨年分は立春前に、仕上がりました。
(かなりの手抜きといい加減さはありますが)
-----こんな「表題」をつけました-----
「108遍路旅 1~9」 「山頭火 1~9」
「お地蔵さん 1~3」 「仏さん 1~6」
「良寛さん 1~4」 「五百羅漢 1~3」 「羅漢さん」
「みすゞ 1~2」 「文様 1~2」 「文字 1~2」 「食べ物 1~2」
「草木花 1~2」 「その他 11冊」(建物・千手観音・六地蔵・・・)
こんなものが出来ました ↓
---作り方---
1)「遊び印」を半紙に捺し
(美麗・純黒・彩色)
2)ジャンル別に仕分けして
3)千代紙を表紙にして
4)和綴じにしたものです
(刺繍糸を使用)
5)大きさはすべて
約84×120mmです
(半紙の1/8サイズ)
6)本の題は
半紙に筆ペンで書き
糊付けしています
※これらはパソコンに取り込んだものの 「原本一式」 で
コピーではありません つまり 「世界にひとつだけのもの」
なので、 ↓ 並べ方を変えてしつこく紹介してみます
------------------- まずは
箱に詰め込んだ様子
です
ぽつり ぽつりと
作ってきたので
時間がかかりましたが
昨年分の整理は一応
終わりました
---------------------
これを、 今度は一列に並べてみました ↓
厚みは 12mm~6mmまで ジャンルによって異なります。
簡単な四目綴じの方法をとってます
1.表紙の紙を切り、本紙の紙の大きさにあわせております
(糊しろ・綴じしろ分だけ大きくなります)
2.約120mmなので
端から 11・32・34・32・11mm 綴じ代 11mm
の位置に 表紙と本紙をまとめて、穴あけでまっすぐ穴を開けます
3.2番目の穴から四つ目糸綴じを始めます
※面倒なので糸の尾端は糊で本紙に貼りつけます
※2番目の穴からスタートしていきます
(四目綴じの順序に従い綴じていきます)
※角の保護はしていません ・・・ 角裂手抜き
※仮綴もしていません ・・・ 手抜き
---------------------
この和綴じ以外にも、パソコンで印刷しての製本もしています
手抜き和綴じより、もっともっと簡単・手抜きです
原稿をパソコンで作成し
1)A5用紙に表紙と本誌を印刷し(A4を半分にカットしています)
2)印刷されたA5用紙を半分に折り(A6サイズ)=ほぼハガキ大
3)左半分は洋冊子風に
4)右半分は和綴じ風に 製本してみました
洋本風は
①糊しろ相当の場所を2箇所、ステープラーで綴じます
(必要なら、端面をそろえて、切ります)
②両端を製本テープを貼ります
③端面を表面から裏面にぐるっと製本テープを貼ります
これで出来上がり どうです簡単でしょ
5)写真の冊子の大きさは全て A6サイズです
今年は少したまるたびに製本していきたいと、今は思うのですが
すでに、少しずつ、溜まってきています
(またまた、年末になりそうな気がしています)
「待たせるだけ待たせて本となる春」
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コメント
千代紙表紙の和綴じの本に埋もれて
今朝の寒波も届かない?
宿題が終わると
新しい宿題? は 何なんだろう?
つきない 楽しみ 日が伸びてきました
投稿: 空海望 | 2010年2月 4日 (木) 08時16分
いやいや、すごいな~
まだ本文は読んでないけど……
どうすりゃいいのよ……
と、わが身を振り返っております。
投稿: 章魚庵 | 2010年2月 4日 (木) 09時56分
房州やさんの1日は24時間ではないんじゃないですか?
36時間くらいありそう。
時間の使い方が上手なんでしょうね。
私など、今朝は寝坊して6時に起きられず。

6時24分にココに起こされました。
ココが起こしてくれなかったら、マズイことになってました。
投稿: 峰猫 | 2010年2月 4日 (木) 10時04分
ご無沙汰しました。
今は、母の介護と夫の入院で
てんてこ舞いです。
でも、電車で移動中など
房州やさんにいただいたポケットブックを
バッグから出して、車内のひと時暇つぶしに
楽しんでいます。
投稿: ひろみママ | 2010年2月 4日 (木) 16時25分
ひゃぁ〜 すっごい!
この本に囲まれてひとりでニヤニヤ楽しんで
いるのですか?
それはもったいないですよ。
房州やさんのものは みんなのもの。
「房州や遊印館」を造って大勢の人に観てもらいましょう!
投稿: 山豚火 | 2010年2月 4日 (木) 18時08分
一月かかって、ようやく終わりました。
多分、見返すことはないでしょう。
今度はこの本達を収納するものが
必要です
こうして、私の部屋は狭くなって
いくのです
投稿: 房州や | 2010年2月 4日 (木) 23時09分
章魚庵さんには、整理整頓の出来る
兄弟がいるから大丈夫です
何でも集めるお父さん
何でも集まる章魚庵さん
何でも整理する兄さん
さて次は整理した何が出てくるのでしょう
章魚庵さんのブログ楽しみです
投稿: 房州や | 2010年2月 4日 (木) 23時11分
もし、
どうなっていたのか、気になります
>36時間くらいありそう
歳のせいか、とても短いのです
朝起きたと思ったら
もう寝る時間になっています
峰猫さんはどうですか?
投稿: 房州や | 2010年2月 4日 (木) 23時14分
大変ですね
忙しく世話が出来るうちは
まだ幸せなんでしょうね
そんな中で、愚作をめくって
頂き光栄です
次の機会を楽しみにしていて下さい
投稿: 房州や | 2010年2月 4日 (木) 23時16分
最初の頃は、面白さも手伝って
小さな小さなミニ本を作っていましたが
最近は面倒なので
同じ大きさの冊子ばかりを
作っています
面倒がっちゃいけないのでしょうが
ためてしまうので、ついつい
こういうことに
年末には同じようなブログを書きたくないと
思いつつ、同じことになりそうな予感がしています
投稿: 房州や | 2010年2月 4日 (木) 23時20分
すごい素敵です~

千代紙の表紙、いいですね。
きっと、中身はもっと素敵でしょうね。
手に取って見れないのが残念です。
本当に、房州やさんには教えてもらうことがたくさんあります。
私も、がんばらないと!
目標1年1冊ですけど
投稿: ぶんぶく | 2010年2月 5日 (金) 10時05分
最後の写真の右下の「山頭火の章」は
ワタシのところに来ています。
「房州や遊印館」がオープンのときには
お返ししないといけませんね。
それとも「山豚火蔵」と書いて展示しますか
投稿: 山豚火 | 2010年2月 5日 (金) 10時44分
中身の大半は、ブログで紹介した
ものですよ。
新鮮味がないので、冊子の中身の
紹介は省略してます
>目標1年1冊ですけど
目標を持ってやることは
とてもいいことなので
きっと出来ると思います
私のは、まったくの素人の
余技で誰にも習ったことのない
自己流ですから、ちゃんとした
先生につき、たくさん彫って
下さい
投稿: 房州や | 2010年2月 5日 (金) 15時54分
あの冊子は3~4冊作りましたので
山豚火さんの本箱の隅っこに入れて
どうか、かび臭くさせてください。
それよりも、山豚火「江戸の百人」を
一冊にまとめ、是非出版してください
絵と山豚火さんのメッセージに
よいコメントをいくつか入れて
文庫本サイズが持ち運びやすくて
いいですね、値段は980円で
それとも、もう出版社に持ち込んで
ますか?
投稿: 房州や | 2010年2月 5日 (金) 16時00分
いやぁ、、、
すばらしいですぅ。
冊子という形にすると
きっと作品も生き生きと息づくことでしょう。
貴殿の作品は
どれも手にとって触れてみたいモノばかりですものね~
いつもながら
こちらにお集まりの方々には
ほんとに頭が下がる思いです。
遠まき?ながらも敬愛しておりますよぉ
「こつこつと夢を刻んでおらが春」
オソマツ~
投稿: eme | 2010年2月 6日 (土) 20時42分
お久しぶりですね
暇つぶし以外の
)
目的もなく
彫ってます
彫ったはんこを
目的もなく
冊子に纏めています
尋ねてくるお客様は
それぞれにすばらしい方ばかりだと
思います(・すりすり
色々と刺激を受けております
遠くからでなく
近くによって目にも見よです
投稿: 房州や | 2010年2月 6日 (土) 21時31分
きれい!
千代紙の表紙、色々様々で、中身は房州やさんの作品で・・・・・
すごい宝物です。
何なら、個人巡回展しませんか~?
手袋して眺めますから。
この後にアップした落ち葉も、誰が考えつくでしょうか。
私、落ち葉が好きです。若葉・青葉・落ち葉・朽ち葉、それぞれにね、好きです。
今はそれもすっかり雪に埋もれた越後です。
投稿: 柳女 | 2010年2月 7日 (日) 12時13分
>巡回展しませんか
冊子はただの印譜です
はんこをただただ並べただけに
すぎません。
説明もなければ
文章もありません
ただただ綴じただけです。
>落ち葉
紅葉して夕陽に映え
落葉して旋風に舞い
朽葉して元の土に返る
新潟は大雪だとか
見に行きたいような
行きたくないような
投稿: 房州や | 2010年2月 7日 (日) 13時21分