« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010年2月

2010年2月28日 (日)

放哉・同じ句を

同じ句を彫っていたのを忘れて

3個も彫っていました

ほぼ同じことになっているのは、創意工夫のなさ

まったく考えていないことの確かな証拠です

その恥ずかしいものをご覧下さい

 

01c042 02 03c   

  

  

  

 

「こんなよい月を一人で見て寝る」  尾崎放哉句

  

放哉の句は、自然を直接に表現しているのが少なく

直接的な「遊び印」にするには、手ごわい存在です

  

08c ← 「咳をしても一人」    代表作ですね

    

   

                      

09c2010    

↑ 「月の葦が折れとる」

 ※ネタ切れのため「放哉」はしばらく、お休みです

145   

こんな、淋しい夜には、↑こんな焼酎を飲んで寝ましょう

↑意味もなく、突然の乱入でした(ちょうど手元にあったので) 

     

調子に乗って、切り方も知らないままに、

恥知らずにも、2枚目を切ってしまいました。

228

 上の切り字は韓国の詩です

 

「座脱」   イチョルス

ごらん

花が咲いている!

春は、

世を去るには

いい時だ。

さあ、行こう!

元気で

※イチョルスは韓国を代表する版画家です

  

前回と比べ、少しも上達していません

(2枚目で上達するはずもない)

(濁点はどう彫りゃいいのかわからない)

(ほんとの切り方はどうやるの)

| | コメント (9)

2010年2月25日 (木)

行乞僧・ふくろう

 今回は

 山頭火の俳句の一部を、文字として彫り込んだ

 「遊び印絵」と「初めての挑戦・・・」を並べています

Z090c2010   

  「ふくろうはふくろうでわたしはわたしで眠れない」

  

  

  

Z091c2010  

 「あるけば蕗のとう」 

  

 

 Z096c2010

 「泊ることにしてふるさとの葱坊主」

 

  

  

絵と字のバランスが私には難しいです

こんな「遊び印絵」いっぱい彫りました。

絵だけのほうが楽です

「金子みすゞ」の詩のはんこと同じで

文字のまんまです、ひねりも工夫もなんにもありません

075_2 

↑ こんな冊子にするつもりですが、うまくいくでしょうか

数が足りませんが、う~ん・・・・・  

あれを彫り、これを彫りしているので  う~ん・・・

真似してみました

大章魚庵先生の「落葉松」を真似して、生まれて初めての「切り字」に

挑戦してみました。→→→結論:こんな面倒なものをやってる章魚庵さんは”すごい”

では、その切り字をご覧下さい

227 

「梨の花」

梨の花が白く散っていた夜に

人の一生が

夜空をさっと横切る

あの流れ星と変わらないことを知ります

   イチョルス 禅の版画散文集より

 

何もかもが初めてなので、大変疲れました

どんな紙に彫るの・・・わからないので、手元にある画用紙を使いました。

何で切るの・・・・章魚庵さんの「落葉松」を見て、同じデザインナイフで

あぁーーーーーーー! 面倒だし難しい

もう一枚くらい切ってみて、続けられそうか考えてみよう

切っていて思い出しました

消しゴムはんこの残りかすに、こんなものがあります

(一度ご紹介したので、見た方もいると思います)

604

黒地に白の白いところは消しゴムの彫りカスです

(輪郭を押印したものの輪郭を追いながら、白い線を同時に見てください)

(そう、白いのは、はんこになった側の輪郭を切り取ったあとなんです)

(なんとなく切り字に似てませんか)

色の付いたのが出来た消しゴム印で捺したものです

切り字&絵に似てますが、紙の方が難しかったです。

疲れました 。   見る方も疲れたでしょう

| | コメント (13)

2010年2月22日 (月)

遍路・雑俳集

アップするネタが切れたわけではありませんが

こんな冊子を2冊も作ってしまったのであります

見返して、おもわず苦笑いしてしまう

恥ずかしいものです

003  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上が2007年版 下が2009年版です 

遍路のメモ帳のひとつと言っていいでしょう

1番目のメモが、本当の旅のメモ

2番目のメモは、スケッチです

3番目のメモが、この「俳句もどき」になります

002  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

上は2007年版(27ページ)の表紙  下は2009年版(22ページ)の

5ページ目をお見せしています

尤もらしい表紙に変えて、添削して、並べなおしてと苦笑するたびに

思うのですが、思い出が変化していくようで(面倒くさくて)

ずっとこのままです。

 

大きさは 縦110×横210mmの横長です

 

三冊目があるのか、これで終わるのかはわかりませんが

遍路のおまけとして、記念としては

なかなか良いものだと思っています

駄句の一部は、遍路の報告に少しですが載せていました

気がついた人はいないと思いますが 

「遍路の旅終わり駄句が手にある」 

 冊子紹介ついでに

最近図書館から借りた辞書(但し、生活にはまったく関係ない)

222   ← 「江戸の用語辞典」

223 ←話し言葉で解説してます

224 ←「アメリカ・ウェスタン辞典」(私の所有物です)

225 ←絵があったり、楽譜があったり、

カーボーイ料理があったりです

 

関係のないものの組み合わせでした

| | コメント (6)

2010年2月19日 (金)

詩・みすゞ04

  「金子みすゞ」の詩を

  乱暴にも「遊び印絵」で彫り始め、

  早いもので第4回目となりました

  だんだん知恵も工夫もなくなりました

  今回は4顆紹介します

  三番目の「露」はご存知の人も多いと思います 

    

12c  ←「さくらの木」

  もしも、母さんが叱らなきゃ

  咲いたさくらのあの枝へ

 ちょいとのぼってみたいのよ

  

14c  ←「男の子なら」

 もしも私が男の子なら、

 世界の海をお家にしてる、

 あの、海賊になりたいの。

 

18c175  ←「露」

  誰にもいわずにおきましょう。

  朝のお庭のすみっこで、

           花がほろりと泣いたこと。

 

19c  ←「蓮と鶏」

  泥のなかから

  蓮が咲く。

 それをするのは

           蓮じゃない。

  

少しずつ、増えてきましたが

なかなか本にする目安としている、冊子の出来る

はんこの数にはなかなか達しません

何とかしたいとアイディアを考えていると、

空っぽのあたまでも、少しは疲れます

いや、からっぽだから疲れるのかな

昨日、とある事情により、江戸は神田の古書店街付近に

行ってきました。テレビでは雪だ雪だと騒いでおりましたが、雪の

かけらもなく、古書店は賑わっておりました。

今度はゆっくりと古本(古地図なんかもいいですね)の匂いをかいで、

近くの古い喫茶店に行って珈琲の香りをかいでみたいものです。

| | コメント (6)

2010年2月16日 (火)

行乞僧・木魚

 最近は、句入りの(句の一部or全部)はんこ絵を彫ってます

 知ってる人は知っている、知らない人がいても気にしない

 いくつくらい彫れるでしょうか、飽きてきたらやめますが。 

  

Z074c2010  声をかけても誰も出てきません

  留守なのでしょうか?

  庭を眺めたりして、時間を潰しましょうか?

           一度だけ、木魚を叩いてみましょうか

           ---こんな、はんこにしてみました。

          「庵主はお留守の木魚をたたく」---山頭火句

  

Z077c2010  小鳥が一羽、寒さに羽を膨らませて

  小枝にとまっています

  ・・・・

 「さびしけれどもしずかなり」       山頭火句

 

   まだまだ、寒い日が続きます、旅するにはつらい冬の日です

   歩くことがすなわち修行です、何も思わず何も考えず、歩きましょう

   寒いだとかお腹がすいただと酒を飲みたいだとかか色々あるけど

   ・・・・・

   

「ふるえているのはわたしか」  房

先日、寝ていた落葉がこんな風になって帰ってきました

Photo  

色もほんのり、恥ずかしげに色づいて

ふかふかも

12倍(?)に増えて、今日はゆっくり眠れそうです

 C2010 もとは、これでした、憶えていますか?

 

| | コメント (12)

2010年2月13日 (土)

月一スケッチ展(4)

 今回はパキスタンのフンザ地方です

  ↓ フンザの入り口の村、春には杏の花が咲き乱れ

    美しいところだそうです、私が訪れた時は、花は散っていました

    (5月の連休の頃です)

09   

  

  

  

  

  

  

  

   

  

 

 ↑ フンザのホテルの部屋より、後ろにあるはずの

   レディフィンガーやウルタルⅠ峰Ⅱ峰は雲に隠されて

   見えません。

 

10   

  

  

  

  

  

  

  

   

   ↑ 一番目のスケッチの左側の山です 

     尖った岩山が続いています

  12      

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  ↑ ホテルのテラスから遠い山を見たところです 

     雪を被った高い山が見えます

     翌日、マイクロバスに乗って、フンザの奥へ向かいました

13   

  

  

  

  

  

  

  

  

  

    ↑  下流の山も真っ白な山 5000m超だそうです

       名前は多分ノーネームです

  今日のスケッチはフンザのホテルから動かずに

  (自分の部屋・テラス・喫茶室等から)

  ぐるりと周りの風景を描いてみました

  ホテルの周囲に見える山は5000m超の山々です

  4000m5000m級の山の名を尋ねても

  「ノーネームピーク(無名峰)」と答えるだけです

   「あんなものは山には入らない」そうです

  かなり高いと思える山に、村の学校の生徒たちは

  ハイキングに行くそうです。

  ・学校にも行きましたよ    朝会や授業も見学しました

  ・すぐ近くに氷河があります・・・名前は忘れましたが

        そこには杏の花が咲いていました、写真には撮ったのですが

        スケッチはしませんでした

 

 

次回のスケッチ展は、フンザの奥でのスケッチにしましょうか

| | コメント (11)

2010年2月10日 (水)

詩・みすゞ03

金子みすゞ詩集で遊ぶその3

           今回は3つの「遊び印絵」をご紹介

01c2010 ←「ふうせん」

   あかいふうせん

   昼の月

             春のお空にありました

 09c          

 ←「海とかもめ」

   海は青いとおもってた

   かもめは白いとおもってた

            

10c151  ←「波」

  波は忘れんぼ

  きれいなきれいな貝がらを

  砂の上においてくよ。

 

ご存知の詩はありましたか

先に載せた、はんこの詩を見つけましたか?

これで10顆ほど紹介してきましたが

これ以外にも作っており、少しずつ増えてきましたが、

まだまだ冊子を作れるほどにはなっていません 

 

左に拡大した「詩のはんこ絵」を置き、簡単にはんこ絵の説明をいれ

右に「みすゞの詩」をと思っています

  見開きのページに「はんこ」と「詩」が載った

  はんこ絵のついた詩集です

074   

↑ こんな風にね

いい感じになりそうなのですが(ごく普通のかたち)

ずいぶん先のことになりそうですが

今回は真面目に(?)出来るたびに整理しているのです

最初はたくさん彫って、その中から、選抜しようかと思ったのですが

全部載せることにしました

       

| | コメント (10)

2010年2月 7日 (日)

行乞僧・落葉

私の里山の散歩道にダム周遊道があり、

そこに落葉をふわふわを踏んで歩ける場所があります

落葉の道のフワフワを踏みながら歩き

右手を見ると、ダムの水面が木々の間からキラキラ

光っているのが見えて、目にも耳にも足にも優しい所です

そこで、こんなはんこを作りました  

C2010  枯葉のかさかさ鳴るのは好きですか

 踏むとふわふわするのは好きですか

 そんな落葉の積もった雑木林に

旅の行乞僧がやってきました 

 

一休みした陽だまりの

落葉に

ふと目をやると

なにやら動いている

見つけ

 

「かさりこそり音させて鳴かぬ虫が来た」 ---山頭火句---

 

生きているものと一緒にいる安心で

ごろりと横になりました

今日はなんだか良い日に思えてきました

 

虫が見えない?

きっと、枯葉の下にもぐったのでしょう

 

「冬の陽あたる落葉暖かく」

 

解り難いので、↓文字と虫を入れてこれを作りました

Z083c2010  ←ほら、さっきの枯葉の中に

   虫がいたでしょ

   わかりますか?

見えましたか?  

 

行乞僧は、落葉が好きだったようです

落葉を焚いての焼き芋も好きでしょうか?

| | コメント (12)

2010年2月 4日 (木)

冊子・宿題分

昨年からの宿題をようやく片付けました

思い立ってはや一月、色々な出来事の合間に

まとめてやったり、ぽつりぽつりやったり

なんとか、昨年分は立春前に、仕上がりました。

(かなりの手抜きといい加減さはありますが)

-----こんな「表題」をつけました-----

「108遍路旅 1~9」  「山頭火    1~9」

「お地蔵さん  1~3」  「仏さん      1~6」

「良寛さん     1~4」    「五百羅漢 1~3」    「羅漢さん」

「みすゞ 1~2」 「文様 1~2」 「文字 1~2」 「食べ物 1~2」

「草木花 1~2」 「その他 11冊」(建物・千手観音・六地蔵・・・)

こんなものが出来ました ↓               

20100101

  ---作り方---

1)「遊び印」を半紙に捺し

 (美麗・純黒・彩色)

2)ジャンル別に仕分けして

3)千代紙を表紙にして

4)和綴じにしたものです

  (刺繍糸を使用)

5)大きさはすべて

 約84×120mmです

 (半紙の1/8サイズ)

6)本の題は 

  半紙に筆ペンで書き

  糊付けしています

  

※これらはパソコンに取り込んだものの   「原本一式」  で

  コピーではありません  つまり   「世界にひとつだけのもの」

 なので、 ↓ 並べ方を変えてしつこく紹介してみます

  -------------------    まずは

20100101_2 上の和綴じ冊子を

 箱に詰め込んだ様子

 です

 ぽつり  ぽつりと

 作ってきたので

 時間がかかりましたが

 昨年分の整理は一応

終わりました

 ---------------------

これを、 今度は一列に並べてみました ↓

厚みは 12mm~6mmまで  ジャンルによって異なります。

                                             20100110

  

  

 

    

 簡単な四目綴じの方法をとってます   

 1.表紙の紙を切り、本紙の紙の大きさにあわせております

    (糊しろ・綴じしろ分だけ大きくなります)

 2.約120mmなので

   端から 11・32・34・32・11mm  綴じ代 11mm  

   の位置に  表紙と本紙をまとめて、穴あけでまっすぐ穴を開けます

 3.2番目の穴から四つ目糸綴じを始めます

   ※面倒なので糸の尾端は糊で本紙に貼りつけます

   ※2番目の穴からスタートしていきます

    (四目綴じの順序に従い綴じていきます) 

   ※角の保護はしていません ・・・ 角裂手抜き

   ※仮綴もしていません    ・・・ 手抜き

  ---------------------

 この和綴じ以外にも、パソコンで印刷しての製本もしています

20100101_4

  

 

 

 

 

 

 

 

手抜き和綴じより、もっともっと簡単・手抜きです   

原稿をパソコンで作成し

 1)A5用紙に表紙と本誌を印刷し(A4を半分にカットしています)

 2)印刷されたA5用紙を半分に折り(A6サイズ)=ほぼハガキ大

 3)左半分は洋冊子風に

 4)右半分は和綴じ風に 製本してみました

   洋本風は

   ①糊しろ相当の場所を2箇所、ステープラーで綴じます

     (必要なら、端面をそろえて、切ります)

   ②両端を製本テープを貼ります

   ③端面を表面から裏面にぐるっと製本テープを貼ります

     これで出来上がり   どうです簡単でしょ

 5)写真の冊子の大きさは全て   A6サイズです

今年は少したまるたびに製本していきたいと、今は思うのですが

  すでに、少しずつ、溜まってきています

(またまた、年末になりそうな気がしています) 

 

「待たせるだけ待たせて本となる春」

 

| | コメント (18)

2010年2月 1日 (月)

良寛・迎えに

早いもので、年が明けてから早くも一月が経ち

今日は如月1日です、春はもうすぐです(気が早いですか?)

 

 

朝早くから、子供の呼ぶ声が

「良寛さ~ん!」

「あーそぼ!」

099c2010  戸を開けてそっと覗いて見ると

 男の子が、ニコニコ顔で

 こちらをのぞいています。

  頬も手も真っ赤です

 100c2010          

 急いで支度をして、子らに手を引かれ

 腰を押されて、急ぎ足で

 村に向かって歩いて行きます。    

  101c2010          

 膨らんだふところから

 いつもの鞠を取り出して

 今日は鞠突き遊びです 

 

 

外は雪が降っている、

一人ぼっちの部屋で

うとうとしながらこんなことを

夢見ていました

 

「外は雪子らと遊ばん春を待つ」

  

※今回の印材は、やたらと硬いところがあり

 私のやわな印刀では刃が立ちませんでした

 線は乱れる、彫り残しは出ると散々でした

 これが自然の石に彫る面白さです

 

これから、久しぶりの江戸へ行きます

いざ、江戸への団体早駕籠に乗らん

| | コメント (10)

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »