« メモ書き③ | トップページ | はんこで遍路⑧ »

2009年8月18日 (火)

はんこで遍路⑦

第七回

  

  

045c  峠の下に、次の札所の屋根瓦が鈍く光っています

 汗をかいて登ってきた苦労が半分報われるときです

 これから山道を下り、あの寺に向います

もう少しで着きます、ひとガンバリしましょう

046c  赤い涎掛けのお地蔵さんが並んでいます

 みんな合掌して、遍路の無事を祈ってくれています

 お地蔵さんに会ったら挨拶をしましょう

 片手を軽く挙げて会釈をすればよいのですから簡単でしょう

047c  そうこうしている内に、もうお寺に着きました

 この石段を上れば、あの塔のあるところが

 札所です、疲れていますが、もうすこし

 歩きましょう、あの石段の上まで

 

051c 遍路の途中で、お接待を受けることがあります

 決してことわりません(私の場合は)  

 その人もお接待をすることで一緒に遍路することが出来るのです

 断らずに、ありがたく頂きましょう

 桃・文旦・枇杷・飴・お菓子・ジュース・冷たいお茶・現金 色んなものを接待されます

 みんな大事に使わせて頂きます

050c  時には、言葉のお接待もあります

 「ごくろうさまです」「おつかれさまです」

 子供たちとも挨拶を交わします 「おはよう!」

「おはよう!」元気に朝の挨拶をします 

 056cそろそろ、今日の宿を決めなければ、昨日予約できなかったのです

 携帯電話を取り出して、今日の宿に電話をします.

 「歩き遍路です、一人ですが、今日泊れるでしょうか?」

 「大丈夫ですよ、お名前と携帯番号をお願いします」

「○○△△です、電話は×××・・・・・・、□□時頃着きます」

「気をつけて、ゆっくり無理しないで来てください」等と話をして

今日の寝る場所を確保します 

 

16日目:→別格⑥大善寺               30Km

17日目:→37岩本寺                 32Km

18日目:   歩くだけ                 30Km

                      累計     516Km

                   残り約       820Km

 

 

「山道に蛇が死んでいる」

「とかげ飛び出した炎天の道」

「鈴の音させ老遍路過ぎる」

「手水の水ぬるく木陰はない」

「川風冷たく木影に座る」

「地蔵並ぶ赤き涎掛け並ぶ」

「地蔵に雨蛙が一匹雨降る」 

 

 

size  15×15mm

 

日々の様子は カテゴリー 「旅のおまけ」をクリックしてください

少しずつ入れています

 

 

 

 

 

|

« メモ書き③ | トップページ | はんこで遍路⑧ »

遍路」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!

はんこで遍路⑦
ドキュメンタリー映画のようです~。
総天然色。

お遍路のなかでの「お接待」
お受けされることにより、皆様もお遍路に参加されているとのこと。
そして、お宿のお遍路さんへのご対応。
四国では、日常でお遍路さんへを包み込むお気持ちが受け継がれているのですね。

携帯開いて。。。
お宿の予約だったのですねhappy01

次回も、楽しみにお待ちいたしておりますheart

投稿: あうん | 2009年8月19日 (水) 22時45分

お接待、受けて見たいし、あげてもみたいですね。昔々酔仙が子供の頃は、物乞いというか行者というか、そんなのが家々を回ってきていました。親が五円玉十円玉を子供に持たせては喜捨させていたものです。今や、捨てられた食べ物や資源ゴミを拾っても生活できるというのは、いかがなものかと。

ケータイ、コンビニはここ十年二十年の普及ですね。昔のお遍路は不便だったでしょうね。いや、その日の宿が無ければ橋の下に、食べ物がなければ水で飢えをしのいで、というのがお遍路の姿だったのでしょう。かといって、いまさら逆戻りもできないしなあ。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2009年8月20日 (木) 00時02分

mobilephoneあうんさん

いろんなお接待を受けながらのお遍路です
がま口から出してきた小銭
しわくちゃなお札
もいでくれた甘夏
温室からとってきてくれたトマト
お菓子・飴玉・パン・桃・駄菓子
冷たいお茶・ペットボトルのお茶
宿からのお弁当・洗濯
他にも色んなお接待を頂きました
 
「おつかれさま」
「ごくろうさまです」
「頑張ってください」

言葉のお接待もたくさん頂きました

毎日が
感謝しながらの
遍路でした


mobilephone埼玉の酔仙さん

昔のお遍路さんの白装束は
本当に死に装束だったのでしょう
途中で倒れた遍路たちの
お墓をいくつも見ることができます

今の遍路は楽です
食べるものはふんだんにあり
寝るところもあり
おまけにビールまで
飲んでいるのですから

これでお接待を受けるなんて
罰当たりです

投稿: 房州や | 2009年8月20日 (木) 08時53分

お遍路さんもケータイですか・・・便利な世の中になったものです。

写真じゃなく、こういう版画の旅日記はひと味違いますね!!

投稿: 森のどんぐり屋 | 2009年8月20日 (木) 11時59分

四国までお遍路に行かなくても・・・。
房州やさんのブログで、お遍路のこころを体験できます。
そうなんです!
ここにいても、どこにいても出来ます!
言葉の接待と感謝。

ありがとう!
おつかれさま!
ごくろうさま!

こんないい言葉は使わなければ!!

投稿: にゃんこ | 2009年8月20日 (木) 16時44分

mobilephone森のどんぐり屋さん

そうなんです
宿の予約をしようにも
公衆電話がありません
民宿には置いてません
ですから
携帯電話が唯一の
連絡手段なのです
便利になりましたねー


カメラを持っていかなかったので
写真で風景を紹介できないのが
残念です


時には
こんな小さな「はんこ」で
想像するのもいいでしょう

投稿: 房州や | 2009年8月20日 (木) 19時02分

mobilephoneにゃんこさん

町内会の
回覧板で廻っていました

子供たちに声をかけよう
「おはよう!」って

とてもいいことだと思います


投稿: 房州や | 2009年8月20日 (木) 19時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« メモ書き③ | トップページ | はんこで遍路⑧ »