6/29
6/29(月)
お接待の「おにぎり」と雨具と納経一式をザックに詰め込んで
スパッツを足につけ傘をさして「岡田」を出る、今日の天気予報は
雨のち曇り、小雨で風もないので傘が役に立つ
雲辺寺への分かれ道の先に小さなトンネルが2つ続く、この先が
分岐の目印となる白地郵便局があるはずだ、局の前の信号で
むこうから雨の中を歩いてくる、明らかに野宿の遍路さんに出会い
反対側に渡り、しばらく話をして別れる。
少し雨が強くなってきたので、近くの車庫を借りてポンチョを着て
吉野川の左岸を歩き始める、池田ダムの辺りで小雨になってきたので
木蔭でポンチョを外して歩くことにした、この池田ダムは香川県の水道用の
取水口もある
大きな橋の先のガソリンスタンドでトイレを借り、箸蔵寺への道を聞く
小学校を過ぎ、線路を横切り道路を渡れば、箸蔵寺へのへんろ道だ
左にロープウェイの発着場が見えるが、真っ直ぐに上っていく
時々車道に出ながら歩いていくとロープウェイの鉄塔の横から
広い参道が現れる、砂利の参道を歩いていると、広い石段が目の前にあり
その石段を上り始める、上っても上っても石段は続く
ようやく上って寺務所に本堂を聞くと(ここは本殿)、「今上ってきた
石段は550段ありました、本殿は右斜め前の石段を上ってください
270段ほどありますので、ゆっくりお参りしてください」
荷物を置かせていただき、本殿を目指す、金比羅宮の奥の院とやらで
広い境内に立派な造りの建物が並ぶ
下りてきて、納経帳に記載していただき歩き出す準備をしていると
おばあちゃん(86歳)がやってきた元気だ、ロープウェイで来たが
石段は上るそうだ。
ここの坊さんたちは皆、金を持たずに托鉢をしながら遍路をしていたそうだ
帰りにダムを見下ろす広場でお昼を食べ、白地郵便局でお金を引出し
緩やかな登り道を帰る、14時前に宿に戻ってくると、今日はご夫婦が
いらっしゃるとのこと、全部で3人だ
いつものように、洗濯→風呂→ビールのルーチンをこなし
夕食を待つ、いつものことだが、夕食のときにおじいちゃんが
楽しい話を聞かせてくれる、へんろ道の案内や説明をしてくれる
空模様も風も怪しい、明日は雨だろう
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