石峰寺羅漢さん(4)
これで、今回のスケッチは終わりです
関西にお住まいの方にはおなじみのお寺さんかもしれませんが
伏見稲荷のお隣にある小さなお寺です
伊藤若冲のお墓もあります
若冲さんが奔放な筆さばきでデザインしたものを近所の石工が彫ったのでしょうか、それが長い間に石は角が取れて丸くなり、あちこちが欠けて、柔らかいものになっています
そんな羅漢さんが落葉に埋もれながら立っています
苔むしところどころ欠けて竹林の木漏れ日を受け優しいお顔をしています
今回は東福寺や泉涌寺や広隆寺にも行ったのですが
スケッチすることはありませんでした
記憶の残っている間に、水彩で色付けしようと思っています
いつもの筆ペンにいつものクロッキー帳を使いました
筆ペンの楽しさが伝わったでしょうか
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コメント
羅漢さんたち、やわらかい線から
優しさが伝わってきます^^
ひとりひとり表情が違ってておもしろいですね。
スケッチって、その時感じたものがまっすぐ表れる気がします。
投稿: ヘナ | 2009年3月18日 (水) 06時38分
羅漢さんも生れたときは
きっとこんなに柔らかな線でも
柔らかな顔でもなかったと思います
長いことかけて
自然にこうなったのでしょう
じっくり描くと
うまく描こうとついつい思ってしまうので
なるべく感じたままを
さっさと描くようにしています
投稿: 房州や | 2009年3月18日 (水) 15時07分