« 去り行く故郷に | トップページ | 青梅の紅梅 »

2009年2月10日 (火)

月の句:放哉

C109  

 「月夜風ある一人咳して」  尾崎放哉

 

 

  寒々とした冬空を見上げると

  そこには細い月が冷たく光る

  

  

  月は細い方が良い

  満月の美しさより

  消え入りそうな細い月が良い

 

  あなたは放哉派

  それとも山頭火派

size  18×18mm

  

  

|

« 去り行く故郷に | トップページ | 青梅の紅梅 »

遊び印(俳句)」カテゴリの記事

コメント

尾崎放哉という人、知らなかったんですよ。
(他の俳人も知りませんが)
今年はじめ、NHKで「なんだこりゃ俳句」という番組を見たとき、「足のうら 洗へば白くなる」という変な俳句で知りました。

お月様は「爪を切ったやうに」細いのもいいですね。ぽきっと折れそうなのが。
でも・・・まんまるも大好きです!

投稿: ひろみママ | 2009年2月10日 (火) 23時23分

「尾崎放哉」と「種田山頭火」
どちらも酒癖によって身を持ち崩した自由律俳句の俳人。
放哉は香川の小豆島で生涯を閉じ、
山頭火は愛媛の松山で生涯を閉じた。

それぞれの句は、放哉の「静」に対して山頭火は「動」ですね。

小生は写り行く景色のなかで自然と一体になった句が多い
山頭火の句のほうが好きですね。

これからの季節であれば
「窓あけて窓いっぱいの春」 とか
「何が何やらみんな咲いている」などが好きです。

投稿: Oggi | 2009年2月11日 (水) 06時17分

本当は 放哉派。

「咳をしても一人」が好き! 

投稿: 山豚火 | 2009年2月11日 (水) 08時53分

pencilひろみママさん

そうですね
へんな句と言えば変な句です
自由律詩といえば
なんとなくOKでしょうか

他には
春の山から烟が出だした
入れものがない両手で受ける
墓のうらにまわる

などがよく知られた句ですね

「足のうら洗えば白くなる」は
たしか南郷庵時代の作で、病気に
蝕まれ感覚が鋭くなっていたのでは
ないでしょうか

 

投稿: 房州や | 2009年2月11日 (水) 11時13分

pencilOggiさん

なるほど
静と動ですか
どちらも生活力なさでは一緒かな

「窓あけて窓いっぱいの春」は何年か前の
年賀状で彫りました
好きな句のひとつです

投稿: 房州や | 2009年2月11日 (水) 11時17分

pencil山豚火さん


え~! そうですか
名前が名前だけに山頭火派だと思ってました

「咳してもひとり」も有名な句ですね
淋しい句ですね

山豚火さんの自由律も好きです

投稿: 房州や | 2009年2月11日 (水) 11時19分

俳人として好きなのは山頭火です。
自然を見る目に共感を覚えます。

放哉は、別の意味で共感がありすぎてつらくなるのです。
私も体が健康ではありませんから。

投稿: 森のどんぐり屋 | 2009年2月11日 (水) 19時39分

pencil森のどんぐり屋さん

私も山頭火の句は好きです
山頭火の句に惹かれることが多いですね
でも うん放哉もいいなと思う句があります
庵の放哉・旅の山頭火なのでしょうか

遍路の旅には山頭火が似合います

投稿: 房州や | 2009年2月11日 (水) 20時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 去り行く故郷に | トップページ | 青梅の紅梅 »