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2008年10月24日 (金)

月を待つ間

C002その人は、人影のない静かな砂浜で

手枕をして、寄せては返す

波の音を聞いていました

          次に見かけたのは

C026

夕方近くなって、起き上がり砂を手で払って

芒のそよぐ丘への道を

登って行く後ろ姿でした

          やがて 

C005

ちょうど座りやすい松の木を見つけると

月の出を待つかのように笠をとり顔に被せていました

やがて大きな月が昇り

         その人を月の光が優しくつつむと

C029ゆっくりと立ち上がり

背丈ほどもあるキラキラ銀色に輝く芒の原を歩いてゆき

やがて銀色の芒の海に

消えて見えなくなってしまいました

  

  

size 15×15mm

 

 

 

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あの人は(托鉢僧)」カテゴリの記事

コメント

満月よ なれも一人か 芒原

投稿: 森のどんぐり屋 | 2008年10月25日 (土) 15時43分

fullmoon森のどんぐり屋さん

月冷たく満ち
芒の穂いよいよ白く
ご坊の行く道を
しめすか

投稿: 房州や | 2008年10月25日 (土) 16時10分

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